ほし・うちゅう
Q. 北海道の富良野に家族旅行に行ったら星がいっぱい見えたのですがどうしてですか? (小1・男の子)
A. 森田先生:キミはどこに住んでいるの?
(こども:東京です)
そっか。実は、星はお空に数え切れないくらいいっぱいあるの。だから、東京でも本当はいっぱい見えるはずなんですよ。江戸時代とか明治時代は見えたはずなんだよね。星は明るいようにみえて実は暗いんです。東京だと、夜になると街のネオンとかお家の電気とか明かりがいっぱいあるから、夜でも明るくなっているでしょう?だから、明かりで星の光が見えにくくなっているんです。そして、もう一つは空気。空気がきれいなのと汚れているのでは、どっちが遠くまで見えると思う?
(こども:きれいな方)
そうだよね。星はすごく遠くにあるから、空気がきれいなほうがいっぱい見えるわけね。だから、富良野では夜が暗くて空気がきれいだから、星がいっぱい見えたんだよね。だけど、東京は夜が明るいし空気も汚れているから、夜でも星が3つか4つしか見えなかったりするんだよね。でも、東京でも、台風が通り過ぎたあとなどは空気がきれいになって、いつもより多く見られることもあるんですよ。

お天気キャスター:森田正光 先生

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