あなたが住んでいる地球という星がありますね。この星はひとつのボールの中のはじからはじまで1万3000メートルあると言われています。
地球はじぶんでギラギラ光っているのではなくて、太陽の光をはねかえして光っている星です。ところが太陽のように自分で光っている星もあるんです。自分の体の中で水素（すいそ）というものをもやして光っているんです。こういった星は地球の100倍ぐらいあります。100倍って大きいよね。ところがこの太陽はごくふつうの星で、中にはこの太陽の100倍ぐらいある星もあるんです。だから、地球の1万倍の大きさになりますよね。
だから大きさはいろいろあって、大きい星というのは本当に大きいけど、小さい星というのはかなり小さいんですね。
ほかには星の仲間とよんでいいか分からないようなわずか10キロとか1キロとかの星もあります。
ちなみに夜、キラキラ見える星はだいたい太陽と同じくらいかそれよりも大きな星なんですよ。そんな大きな星が、ずーっと小さく見えているということは宇宙がとてつもなく広いことがわかってもらえるんじゃないかな？

JAXA　宇宙航空研究開発機構：的川泰宣　先生