太陽をかんさつすると黒点（こくてん）がたくさんみられます。これは、太陽のひょうめんに黒い点がみえることをいうのですが、この点がたくさんあると太陽が元気なあかしなんです。そこから電気をおびたちっちゃなつぶが地球にいっぱい飛んできています。これを「プラズマの粒子（りゅうし）」といいます。地球はおおきな磁石になっていて、その磁石のちからでほっきょくやなんきょくに電気のつぶが集まります。そのつぶが地球のうすい空気にぶつかって出来るのがオーロラです。だから、オーロラは地球のほっきょくやなんきょくで見られるのです。オーロラは、地球の南極点（なんきょくてん）・北極点（ほっきょくてん）からすこしずれたじしゃくのほっきょく・なんきょくをまんなかにして、そこをまん中にドーナツがたにみられます。じしゃくのほっきょくは、ほっきょくからカナダのほうにずれています。そこを中心に「わ」をかくとアメリカならフロリダというあたたかいところでもみられることになります。ちなみに日本は、そこから反対になるので、ぼうえんきょうなどを使わずにオーロラを見たというのは、ここ10年ぐらいでは北海道で少し見えたぐらいだそうです。ちなみにあなたのすんでいるところはどこかな？

こども：宮崎です。

宮崎だとむずかしいなぁ。でも1000年・2000年すると地球のじしゃくって少し変わると言われているんです。だからもしかしたら宮崎でもオーロラが出るなんてこともあるかもしれないなぁ。でも生きているうちにオーロラをみるなら大きくなったら、アラスカとかにいってみてください。

川崎市青少年科学館：国司　真　先生