ほし・うちゅう
Q. 宇宙(うちゅう)にはどんなしゃべりかたがあるのですか? (6さい・女)
A.

聞きたいことは、スペースシャトルなどの中でどうやってはなすかということ?それともうちゅうじんとはなすときのしゃべりかたということ?

こども:どっちもです。

そうですか。では、まずうちゅうじんのほうからおはなしすると、今いっしょうけんめいさがしていますが、まだ見つかっていません。だから、どのようなことばではなしているかまだわかっていないのです。うちゅうにくらべたらちきゅうはとても小さいよね。でもそのちきゅうでさえ、にほんご・えいご・ドイツごなど、いろいろな国のことばがあるでしょう?

だから、うちゅうじんもきっといろいろなことばをはなしているとおもうんです。ただ、うちゅうじんも「数学(すうがく)」をべんきょうしているのではないか、といわれています。なにかつくったりするとき、かならず数学がひつようになるんですね。だからもしうちゅうじんに会えたら数学でおはなしをしようというこころみもあります。

つぎに、人がうちゅうではなすことばですが、アメリカの人がいけばえいご、ロシアの人がいけばロシアごというかんじです。でもいろいろな国の人がいっしょに行くときもあるよね。そういう時は、ほとんどがえいごです。日本人もえいごをべんきょうしていってます。

でも、ことばにはじょうずだったりへただったりするよね。そういうときは、「ボディーランゲージ」といってみぶりやてぶりで伝えることがだいじだと、うちゅうひこうしが言っています。つまり、「みんなできょうりょくしてがんばりましょう」というきもちがいちばんたいせつなんですね。だから、うちゅうじんと会えたときも、はじめはボディーランゲージになるでしょう。そして、しだいにおたがい気持ちをつたえられるものでおはなしすることになると思います。それが今では「数学」かもなぁということなんですよ。


宇宙科学研究所:的川泰宣 先生 先生

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