ほし・うちゅう
Q. なぜプラネタリウムはできたのか? (小3・男)
A.

「はくぶつかん」や「かがくかん」は、いろいろなものがおいてあって、海の中やうちゅうなど、ふだん人がいけないせかいをみることができるよね。そこで、むかしのある人が空のお星さまも「はくぶつかん」で見てもらおうと思いついたんです。でも、星はうんと遠くにあるし、とても大きいよね。だから「はくぶつかん」にほんものをおくことはできません。そこでまずは太陽のまわりをまわっている「惑星(わくせい)」とよばれる星のもけいをつくって、はくぶつかんにてんじしました。それからもっとじだいがすすんで「夜空のお星さま」がどのようにみえ、うごいていくのかをみんなにみせようと考え、思いきってへやをまっくらにして夜をつくり、まあるいてんじょうをおそらのかわりにして星をみせるようにしたんです。それが今のプラネタリウムのはじまりです。それは、80年ぐらいまえのことです。そのプラネタリウムはドイツのミュンヘンはくぶつかんにできました。このプラネタリウムができたおかげで、今では雨がふっても、くもりでも「プラネタリウム」にいけば、夜の星が見えてべんきょうできるようになったわけですね。


プラネタリウム解説員:福永 則子 先生 先生

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