その他
Q. ものには名前がついているけど、その名前はどうやってつけられるの? (小4・おんな)
A.

まなみちゃん、「ものには名前が」っていま言いましたよね。でも、まなみちゃんにも名前がついていますよね。まなみちゃんが生まれてきた時に「さあ、この赤ちゃんに、何て名前をつけましょう」ってお父さんとお母さんが考えたんだよね。
それで、「まなみ」っていう素敵な名前をつけてもらったのね。で、同じように「もの」ももちろん最初は名前がないんです。だから名前がないときは「あれを下さい」とか「これを下さい」ってことでよかったんだけど、「あれ」や「これ」がいっぱい出てくると、それぞれに名前をつけておいたほうが便利でしょ。そうやって、名前がつけられるんです。
じゃあ、たとえば、どうして生まれたばかりの子を「赤ちゃん」ってつけたのか、あるいは、パンダだったら、どうして「パンダ」ってつけたのかっていうのは、それはまたそれで、ひとつずつ理由があるの。・・・と思いますが三波さん、いかがでしょうか?(笑)

三波:私もそうだと思いますね。昔は男のことを「キ」、女のことを「ミ」って言ったんです。まなみちゃんも「ミ」がついていますよね。

お姉さん:だから相手のことを「キミ」って言うんでしょうか?でもホントに、ものには名前があったほうが愛着がわきますよね。

三波:そうです、そうです。たとえば「おいしいトマトを食べたい」って思ったって、名前がなくて「あれが・・・」「これが・・・」なんて言っていたら日が暮れてしまいますよね。

お姉さん:まなみちゃん、わかった?名前があったほうが便利だからなんだって。


歌手・三波 春夫 先生

[戻る]