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解散からおよそ一ヵ月後の9月11日、衆院選投・開票。
特番スタッフは全体打合せの後、持ち場に散りました。それぞれが“今夜、一日の出来事と空気を上手く伝える番組を作る”、という一つの目的を持ってオンエア開始までの時間を過ごします。編成やネットワークそのほかの関係者も各々の持ち場で番組を聞きます。5時間の生放送、当日です。 |
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18時、中継先7カ所にディレクターと技術スタッフが入った。現場の状況・回線をチェック、ネタ収集を行い、スタジオに連絡する。 |
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投票締め切り、開票スタート |
20時、投票が締め切られ開票が始まった。
同じ時刻に出演者が続々とスタジオに到着し、友野Pらとテレビを見ながら出口調査の結果をチェック。動向や情勢を見守りながら、場の雰囲気を盛り上げていく。
当確デスクは着々と集まる当確データを整理する。
18時から21時までTBSラジオでオンエアされているのはプロ野球中継『ザ・ベースボール』。特番開始の21時まではスポーツ担当と特番チームが連携し、『ザ・ベースボール』内に開票速報を差し込んでいく。 |
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友野「各所、それぞれ細かな苦労はあったかと思いますが、そこはプロの集団。大きなトラブルもなく当日に臨みました。本番前は、まさに嵐の前の静けさといった感じです。
今回は、開票と同時に自民党の圧勝が見えてしまった。番組内で、与党と野党どちらが勝つのかを開票が進んでいく高揚感とともに伝える、という部分は始まる前に結果がでてしまっていたわけで、当確デスクから上がってくるデータをチェックし意見交換をしながら、5時間をどのような方向で進行するのか最後の調整をしました。進行台本の完成形はぎりぎりまで出来上がりませんが、それもラジオ局では日常茶飯事。刻々と変化する状況を取り込みながら、有機的に番組作りは行われています。」 |
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