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2005年の夏は総選挙報道の夏でした。TBSラジオもそのうねりの中にありました。
衆院解散・総選挙が決定したその瞬間からTBSラジオの各所が選挙当日の報道特別番組に向けて動き始めました。ここでは、解散から選挙当日まで、社内各部署のスタッフがどのように選挙特番
にかかわり、どうやって番組が出来上がっていったのかを、準備編と当日編に分けてお伝えします。 |
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8月8日に衆議院が解散 |
8月8日テレビモニターの国会中継に見入る社員たち。“解散→総選挙”となるのか? 選挙となればその期間中には各番組がさまざまな角度から取扱う
ことになるし、当日には「選挙報道特別番組」が編成される…。
結局、郵政民営化法案は否決され、解散・総選挙が決まった。気になるのは投票日だ。特番までの準備期間はどれぐらいあるのか…。
やがて公示日、投票日が確定。選挙特番は9月11日、日曜日。 |
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プロデューサーを任命 |
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編成局長以下で、特番のチーフ役となるプロデューサーを誰にするか検討。『アクセス』プロデューサー(P)友野律平が任命される。
友野「過去2回選挙特番をやっていたので、解散が決まりそうな時点で、あ、くるなと。プロデューサーとして正式に任命された後は即、番組のコンセプト作りをスタート。それに沿って出演者と制作スタッフの選出を考えはじめました。目指すは、ありきたりの報道番組ではない、やんちゃで切り込んだ番組作り、です。」 |
編成部、放送枠を決定 |
選挙特番の放送時間は、投票締め切り1時間後の午後9時から深夜2時までに決定した。編成デスクが各部署に連絡し、各所で対応が始まる。
★ 編成デスクとは… 放送局の中枢部。番組の編成・番組放送枠のトラフィック(番組枠の交通整理のようなこと)を中心に、全体の舵取りを行う。 |
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営業部、クライアントに連絡・調整 |
特番は通常番組に割って入る。そのため、まず通常番組の休止をクライアントに連絡し、予定されていたCMをどう扱うか(選挙特番の中で放送するか、後日別の時間に振りかえて放送するか)を交渉する。これらの作業は営業マンが行ない、その結果を営業デスクが集約、編成にフィードバックする。
★ 営業デスクとは… タイム・スポット・CM・ネットワーク・イベントのセールス活動およびトラフィック業務を行う。 |
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