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毎週水曜日 27時00分〜28時00分
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「エレ片のコント太郎」それぞれの係まで。
エレ片3人と、リスナーでひとつの小説を作る「エレ片リレー小説」がポッドキャスティングで始まりました。 どんな小説ができるか乞うご期待! |
著:片桐仁 「て、店長!?」と、そこにはバイト先のコンビニの店長が! 「え?どうしてここに…?ああ!これって全部店長の仕業ですか?」 「は?“店長の仕業゛って何言ってんの〜?いや、たまたま公園の前通り掛かっただけで…」 「おかしい!こんな場所にこんなタイミングでここにいるのはおかしい!」 「いやいやいや、っていうか何?知り合いがいたから話しかけただけなのに、そんなこと言われたらもう…」 「“もう゛って何だよ!お前…、店長じゃないな?」 「…は?何言ってんの〜。分かんない、店長じゃなかったら僕誰なの?」 「“誰なの゛って自分の胸に聞いて見ろ!この偽善者が!」 「偽善者って、一か月も無断欠勤してて心配だから家まで行こうと思ってたのに、何?」 「ええ!?一か月も欠勤?」 「そうだよ。携帯もつながらないし…、こんな店長いないよ。 実家の御両親にも連絡しようとしたけど、電話つながらないし…」 「実家にも連絡しただと!?ふはははは!ボロを出したな!」 「何が?…怒るよ」 「怒っているのは俺の方じゃー!バイトの履歴書を見て実家に連絡したと言いたいのだろうが、 あの履歴書に書いた本籍の住所はデタラメじゃー!」 「いや、履歴書じゃないよ。君の友達、ほら、彼、あ、あびこ君ね。 彼に連絡先聞いたからあってると思うんだけど・・あれ?さっきまで一緒にいたんだけな・・。」 「えっ? アビーと一緒っだたんですか!っていうか店長さっき『分からないのか』っていいませんでした?」 「言ってないよ」 「じゃあ、一体だれが!?」 振り出しにもどってしまった・・・ 完 |
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