過去の議事録

2016年3月28日(月)開催 第140回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「生島ヒロシのおはよう一直線」 2016年3月11日放送分について

出席者(敬称略)

委員長大石 裕 
副委員長谷川真理 
委員伊藤英敏 横山真司 ペリー荻野 水科孝之 長田充代子

局側出席者

 入江 社長

 田中 常務取締役

 須郷番組審議会事務局長

 柳澤編成局長

 石垣制作部長

 鳥山管理プロデューサー

 田中番組プロデューサー

委員の主な発言

◇2014年の審議もさせて頂いて、そのときは屋台村からの中継でしたね。今回はプロデューサーのお話にもあったようにすごくシンプルに作られたということは感じました。K-Portからの中継ということで、わたしはそこがよく分からなかったので、そこのカフェの説明をもっとしてほしかったです。また、藻谷浩介さんのことを存じ上げなかったので、もっと彼についての説明をしてほしかったと思いました。

◇6時にポール・モーリアが流れたというのは、非常に生きている感じがしました。誰も知らなくて、突然流れてきたので、生島ヒロシさんも気がついて「これはいつも流れるんですか」という話をした。非常に生きていて面白い。ああいうものがもっと欲しかったなという気がします。

◇例えば、誰か地元のゲストを通しで1人いれておいて、地元のことを伝えてくれる人がいたほうがよかったのではないか。その人と藻谷浩介さんが話をすることによって、これからどうあるべきかということが見えてきたような気もしました。全体の印象としてちょっと離れているところで話をしているなということを感じました。

◇臨場感という話が出ていますが、前回(2年前)のときは、インタビューや現地に集まった人たちの声が入ったりして、非常に臨場感があったように記憶していますが、今回は6時のポール・モーリア以外はそういったものがなくて、臨場感が乏しいと感じました。そうなってくると、せっかく気仙沼に行って、しかも生放送でやっているわけですから、あれはもしかしたらスタジオでお二人がずっと話していてもあまり変わらないのかなと感じたりしました。

◇「早朝なのに皆さんこんなにたくさん来てくださってありがとうございます」とおっしゃっていましたが、どういう層の人たち、目の前にどんな方がいらっしゃっているのかという説明がなかった。多分、何か言いたくて来ている人たちもいたのではないかという気が若干しました。地元の生島さんが来るということでせっかく朝から来てくださったので。もうちょっと声を拾っても良かったのではないかという気がします。

◇生島さんの、いい意味での軽さというか、重い話を扱ってもどうしても軽くなってしまうという生島さんの良さ。あと、生島さんは気仙沼出身だと。弟さんの生島淳さんがお姉さんが行方不明のときによく気仙沼に行かれていたなという印象がすごくあるので、生島家の方々が気仙沼から放送されるというのは、僕の中ではひとつ重いものがあります。

(TBSラジオ番組審議会事務局)