過去の議事録

2014年5月19日(月)開催 第122回TBSラジオ&コミュニケーションズ番組審議会より
「週末お悩み解消系ラジオ ジェーン・スー 相談は踊る」 5月3日放送分について

出席者(敬称略)

委員長大石 裕 
委員伊藤英敏 横山真司 ペリー荻野 長谷川梨紗

局側出席者

 入江 社長

 田中 常務取締役

 伊藤 番組審議会事務局長

 柳澤 編成業務局長

 坂元 制作部長

 橋本 番組プロデューサー

委員の主な発言

◇全体を通して本当に相談に特化した番組だったと思います。ラジオ番組は、視聴者との双方のやりとりの中で生まれてくるものだと思うので、こんな相談を持っている人がいる、それに対してこういう意見を持っている人がいるということが、聞いていてとてもためになりました。

◇安東さんが意外にも波瀾万丈な人生を送っていたことを、とても『アッコにおまかせ!』に出ていた安東さんと同一人物とは思えないような告白がどんどん出てくるのがすごく面白かったです。でも、これはジェーン・スーさんがいてこそというか、安東さんのお人柄もそうですが、それを引き出しているジェーン・スーさんが面白いし、これからどしどしやって欲しいと思います。

◇面白い反面、何となく、まずテーマによって番組の方向性や内容がかなり変わってくるということと、もう少し普通の人生相談とか、我々がやっているような法律相談とは違うようなテーマが出てくるといいのかなと思いました。

◇相談で2時間ずっといくというのは印象的には長いような気もするのですが、もっとバラエティでいろいろちりばめていくと飽きないでいくのかなという気がしました。

◇この番組は、BGMが意外と効いていまして、これのリズムに乗りながらのいろいろなお話がうまくマッチしているなということ。それから、最初は誰だかわかりませんが、笑い声が臨場感を出すのにかなりの程度貢献しているなという感触は持ちました。

◇今はradikoプレミアムもあり、全国から聞けるような体制になったので、スーさんと安東さんが「こういう解決をしたら?」ということを一方的に聞くのではなく、リスナーから「それは違うと思うんだけど」という反論がドーンとあった方が、番組としてはバトルになって面白くなるので、そういうリスナーからの意見をたくさん受け付けますよというアピールが番組にあると、良かったと思います。

(TBSラジオ番組審議会事務局)