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プロフィール
 1943年東京都生まれ。 カイロ大学考古学研究所留学。早稲田大学第一文学部卒業。現在、早稲田大学人間科学部教授(工学博士)、早稲田大学エジプト学研究所所長。子供の頃に読んだ一冊の本がきっかけで古代エジプトに興味をもち、早稲田大学入学後の1966年、アジアで初めてのエジプト調査隊を組織し現地に赴く。以来現在までの35年間、発掘調査を継続し、「魚の丘」遺跡・彩色階段や大ピラミッド内の未知の空間、200体のミイラなど、数々の発見により国際的評価を得る。近年では世界に先駆け人工衛星の画像解析などハイテクを導入した調査によりダハシュール北遺跡に於いて3400年前の貴族の墓地群を発見、そこからツタンカーメン王の指輪など4000点にのぼる遺物を発掘した。また今年9月にはアブ・シール南遺跡にて世界最古の巨大石造建造物を発見、ピラミッド建造法解明の鍵となる大発見として注目を集めている。
H.P.“えじぷとぴあ”にて毎週コラムを展開中。


 この番組の最大のポイントは、ピラミッドを無機的な石の固まりとして見ているのではなく、コンセプトを“夢”におき、人間からピラミッドを見ているという点だと思います。どうやって作ったのかといったテクニカルな面での理解ではなく、当時のエジプトの人々の夢がピラミッドに集約されていたのだということをお伝えしていく、今までとは違う新しい切り口のピラミッド番組になりますので、どうぞ皆さん楽しみにしていてください。ピラミッドは王墓であり、奴隷が作ったというのがこれまでの常識的な解釈ですが、この番組を見て頂ければその固定概念がくつがえされるはずです。
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