TBS『水曜プレミア 新春ドラマ特別企画「夏目家の食卓」』

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Program homepage:suipre_20050105 
画像「水曜プレミア 新春ドラマ特別企画「夏目家の食卓」」

水曜プレミア 新春ドラマ特別企画「夏目家の食卓」

2005年1月5日 水曜日21:00から

※番組は終了しました

▼出演者

宮沢りえ、本木雅弘、岸部一徳、勝村政信、豊原功補、長友啓典、すまけい、木内みどり、竹中直人、真行寺君枝、松金よね子、岸田今日子、樹木希林

▼スタッフ

製作:カノックス、TBS
原作:夏目鏡子『漱石の思い出』(文春文庫刊)
   半藤末利子『夏目家の糠みそ』(PHP 研究所刊)
プロデューサー:三浦寛二
脚本:筒井ともみ
演出:久世光彦
音楽:都倉俊一
編成担当:寺島麻由

みどころ

みんなでよく食べたから、夏目家の台所は火の車。
おかしな夫婦の愛と涙のストーリー。

 二つの小説ー夏目漱石の孫、半藤末利子が執筆したエッセイ『夏目家の糠みそ』、そして悪妻として有名だった妻・鏡子がその視点から綴った『漱石の思い出』を題材に夏目家とそこに集る滑稽で愛すべき人々が繰り広げる日常をドラマ化。近代文学の風変わりな傑作『吾輩は猫である』が生まれた原点がここにある。そして、漱石の妻・鏡子は悪妻だったのか?という疑問への一つの答えが示される。

その他

<あらすじ>
 お互いに惚れてはいるものの、かんしゃくもちの漱石(本木雅弘)と勝気な妻の鏡子(宮沢りえ)はその出会いから、波瀾万丈だった。
 漱石に一目惚れした鏡子が押しかけて始まった夫婦生活だったが、鏡子は生来の料理下手に加えて、朝寝坊。大食いの漱石の食欲は満たされることがない。丁々発止ながらも幸せな夫婦生活はしばらくの間つづいたものの、漱石のロンドン留学で一変する。
 残された鏡子と娘たちの生活は困窮し、一方、漱石はロンドンで目の当たりにした近代社会に圧倒され、苦悩の毎日を送ることになる。
 鏡子は、漱石がかんしゃくをおこしても、病に倒れても、そのすべてを「漱石」として受けとめ、愛情をもって支え通した。その愛情に支えられて漱石はユーモア小説「吾輩は猫である」、痛快青春小説「坊ちゃん」、俳句小説「草枕」という作品を書き上げ、「日本人はこれでいいのか」と作品の随所で問いかけている。知られざる文豪の、愛に支えられた半生を描く。

<ディレクターからのひとこと(久世光彦)>
 明治の文豪物語と思われるでしょうが、これは、大食いの、ちょっと変わった男と、生れつき呑気な女が夫婦になって繰り広げる、おかしなおかしな明治のホームドラマです。夏目漱石は食っては書き、書いては食って死んだ変な人でした。そして奥さんの鏡子さんは、そんな漱石を長生きさせて、少しでもたくさんの小説を書かせるように、食べ物に苦労した人でした。ヘソ曲がりの亭主と、生来呑気な女房と、おかしな子供たちが入り乱れて、夏目家はまるで〈寺内貫太郎一家〉みたいに、滑ったり転んだり、大騒ぎの毎日です。
 漱石の本木雅弘と、鏡子の宮沢りえは、その運動量の激しさに悲鳴を上げました。けれどこの二人に、これほど喜劇の才があったのかと、みんな驚きました。ちょっと心配なのは、このドラマに若き日の漱石の苦悩を期待なさる人たちを、裏切ってしまうことです。でも、ドラマの終わりが近づくにつれ、目の裏が熱くなるのはどうしてでしょう。おかしなおかしな夫婦ですが、この二人はやっぱり愛し合っていたに違いありません。






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