画像「スペシャルドラマ『少しは、恩返しができたかな』」

スペシャルドラマ『少しは、恩返しができたかな』

2006年3月22日 水曜日21:00から

※番組は終了しました

▼出演者

北原和憲:二宮和也
佐々木実緒:池脇千鶴
牧内拓巳:勝地涼
田之倉校長:谷啓
北原美貴子:大竹しのぶ

▼スタッフ

原作:「少しは、恩返しができたかな」北原美貴子 著(講談社)
脚本:山崎淳也
プロデューサー:山崎恒成
演出:吉田健
音楽:笠松泰洋
協力:駒場東邦中・高等学校
原作協力:大橋照子
卓球指導:杜功楷
制作:TBSテレビ

お知らせ

「ユーイング肉腫…ガンと同類ではあるけれどガンではなく、骨や肉にでき、血流に乗って転移し、十歳以下から十代の若年者に多く発生する悪性腫瘍。ガンより発生率は低い。」

北原和憲君は高校二年生の秋にユーイング肉腫に発症し、一年十ヶ月間闘病しました。闘病しながら受験勉強し、第一希望の東大に合格。一日だけ東大に通い、亡くなりました。:
昨年1月、和憲君のお母さんが彼の思い出を綴った手記を出しました。この手記を原作にしたのがこのドラマです。

大変な病気と闘った和憲君ですが、周りの友達や学校の先生、家族に支えられ、人との温かい交流がありました。ドラマは和憲君が周りの人たちと頑張った一年十ヶ月の青春のヒストリーを描いていきます。

みどころ

■原作の概要
北原和憲君は、駒場東邦中学一年生から高校二年生まで卓球部に籍を置き、駒東卓球部のエースとして活躍。都の私学大会の団体戦で準優勝をもたらす等、輝かしい成績を残す。

1999年、駒場東邦高校二年生の9月に、先ず左足の付け根に痛みが走る。当初、卓球の練習のしすぎの為の筋肉痛と思っていたが、精密検査の結果、悪性腫瘍の「ユーイング肉腫」という病気にかかっていることが分かる。肉腫は悪性腫瘍であるから、癌と同類であるけれど癌ではなく、骨や肉にでき、血流に乗って転移し、十歳以下から十代と若年者に多く発生する悪性腫瘍である。癌より発生率の低い病気であるにも関わらず、よりによって和憲君に取り付いてしまった。

発症から一年十ヶ月の闘病生活の間、死への恐怖におののきつつも、その恐怖を振り払いながら生ききった。発症後はほとんど入院生活を送ったが、下村君、新井君、斉藤君、浅川君、青島君、小島君、村上君ら卓球部の仲間との変わらぬ友情、そして堤先生ら、駒場東邦の先生方が、授業を録音したテープやプリントを週に幾度も入院先に運んでくれる。

全身に腫瘍が転移し、重症であるにも関わらず、和憲君の両親、兄の雅一君、卓球部の仲間、学校の先生方の励ましもあって、慶応、早稲田の理工学部、そして東大の理工学部に合格する。そして、東大入学の3ヵ月後、2001年7月29日に亡くなる。

自分が「死に至る病」に冒されながらも、入院先に訪ねてくる家族や友人たちに、むしろ気を遣う様子や、闘病・受験生活の友達とのエピソード。東大に入学後、最後の最後の思い出を作り上げ、生き急ぐかのような元・卓球部の仲間たちとふれあう姿からは、彼が短い人生に目指したもの、挑戦し実行したこと。そして克服したもの、到達したところが伝わってくる。自分の能力を最大限に生かした和憲君の生き方から学ぶことは多い。


■北原和憲役・二宮和也さんのコメント


今回の「少しは、恩返しができたかな」というドラマは十代の若い男の子が、腫瘍におかされていく病気の話しです。
最近、“病気と戦う”というカテゴリーのドラマが多くの人々の感動を呼んでいますが、このドラマでも家族の温かさ、人とのふれあい、つながりなどの大切さを描いています。
人間の温かさが随所にちりばめられているドラマです。
実在した人を演じるのは大変ですが、出来る限りのことはやりたいと思っています。一生懸命演じます。ぜひ楽しみにしていて下さい。