映画「青夏 きみに恋した30日」

みどころ

葵わかな＆佐野勇斗W主演！ 漫画家・南波あつこの人気コミックを原作とした、
青春よりも、青くて熱い“ひと夏限定の恋”を描くピュアラブストーリーが地上波初登場！！

本作は、夏休みの間、田舎で過ごすことになった都会育ちの女子高生・理緒と、そこで出会った地元の男子高生・吟蔵との“夏限定の恋”の物語。夏が終われば離れ離れになってしまうからこそ、どんどん加速していく男女の恋愛を繊細に描き出す。また、一面に広がるひまわり畑をはじめ、豊かな自然の中で繰り広げられるBBQや川遊び、花火、夏祭りなどの風景描写で誰もが心の中で思い描き、憧れる「田舎の夏休み」を表現。各キャラクターの恋愛模様とともに清々しい夏休み気分も体感できる、最高にさわやかな青春ラブストーリーだ。
原作は、実写映画化もされた「先輩と彼女」などで知られる漫画家・南波あつこの人気コミック（講談社「別冊フレンド」刊）。理緒を演じるのは、「任俠学園」、「キャッツ」など数々の映画に出演、ミュージカル「アナスタシア」では主人公アーニャを努めるなど幅広く活躍し、NHK連続テレビ小説「わろてんか」でヒロインも務めた、若手実力派女優・葵わかな。吟蔵役には、映画「小さな恋のうた」、「かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」、ドラマ「僕だけが17歳の世界で」など数々の映像作品に出演し、俳優として大ブレイク中、またボーカルダンスユニット「M！LK」のメンバーとしても活動中の佐野勇斗。佐野は本作が映画初主演作となる。
また共演には、雑誌「ViVi」の専属モデルとして活躍し、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」にも出演した古畑星夏、「宇宙戦隊キュウレンジャー」（EX）で主演を務めた岐洲匠、雑誌「Seventeen」専属モデルの久間田琳加、ミュージカル「テニスの王子様」2ndシーズンで人気を博した水石亜飛夢、雑誌「二コラ」専属モデルとして人気を集める秋田汐梨、人気急上昇中のダンスアンドボーカルユニット「SUPER★DRAGON」のメンバー志村怜於と、様々なジャンルで活動する最旬若手キャストが抜擢され、物語を豊かに彩る。
監督は、映画「今日、恋をはじめます。」など繊細な演出で知られる古澤健。

あらすじ

都会育ちの船見理緒（葵わかな）は、運命の出会いを信じるピュアな高校1年生。友人に連れてこられた合コンで「運命の出会い」について熱く語り、笑われてしまう。だが、その合コンで知り合った菅野祐真（岐洲匠）に「かわいい」と言われ、ちょっとドキドキしたりする。そんなある日、共働きの両親の希望で夏休みいっぱい祖母の家行くことになった理緒。長い夏休みの間、友達にまったく会えない寂しさを抱えながら遠く離れた田舎でそば屋を営む祖母の家に向かう。
そこで高校3年生の泉吟蔵（佐野勇斗）と出会う。吟蔵はセミを素手で捕まえる理緒に親近感を覚え、理緒は自身がデザインしたショップカードをくれて、魚のいる場所を教えてくれた吟蔵の優しさに強い運命を感じる。だが、吟蔵は理緒が成瀬そばの孫娘と知った途端、態度を豹変させた。吟蔵は、一人暮らしをしている理緒の祖母が家族に放っておかれていると思い込み、そば屋を手伝うなど、祖母の世話を焼いてくれていたのだ。祖母を巡って張り合ううち、2人は喧嘩をしてしまう。その後、吟蔵は自分が勘違いをしていたことを知り、理緒に謝って仲直りする。
その日から吟蔵と過ごす時間が増え、理緒は吟蔵にどんどん惹かれていくが、吟蔵の友だちのナミオ（水石亜飛夢）や、さつき（秋田汐梨）の話から吟蔵に万里香（古畑星夏）という婚約者がいることを知る。親が決めた婚約者がいると知っても吟蔵の事を諦めきれない理緒。気持ちはますます大きくなり、吟蔵が将来の夢を語ってくれたことがきっかけで思わず「吟蔵が、好き」と告白。しかし吟蔵は「住む世界が違う。俺は村から離れられないから」とバッサリ振ってしまう。理緒はショックを受けるが、それでも吟蔵を諦めることはできなかった。
そんなとき、理緒の友人・あや（久間田琳加）が東京から遊びに来ることに。あやと一緒に祐真たちもついて来ていた。「夏休みが終わったら俺と付き合ってほしい。東京で待ってる。」。一途で優しい祐真の突然の告白に戸惑う理緒。その様子を見てしまった吟蔵は、つい「お前、俺の事好きなんじゃねぇのかよ！」と思わず本音を口にしてしまう。自分でも気づかぬ間に、まっすぐな理緒に惹かれていた吟蔵。夏休みが終わったら離れ離れになってしまうからこそ、理緒への気持ちを必死に抑えていたのだった……。
「もう、何でもいいから、俺と一緒にいよう…」そう言って理緒の腕をとった吟蔵に、理緒は……。

近づく夏の終わり。高まっていく気持ち。果たしてこの恋のゆくえは──？