2012年10月2日(火)深夜11:50から
あの「座頭市」を女優・綾瀬はるかが演じる話題作。
孤独な盲目の女剣士が、過酷な運命に立ち向かう。
あの名作『座頭市』を、「市」の性別を女にして生まれ変わらせた話題作。
剣を仕込んだ杖を武器に、たったひとり旅をする盲目の女・市。彼女はある日、チンピラとのいざこざをきっかけに、人を斬れない侍・十馬と出会う。迷惑顔の市をよそに、市についていく十馬。2人はやがて、万鬼党というチンピラに荒らされている町へと辿り着く。そこで、命ををかけなければ乗り越えられないほどの、あまりに過酷な運命が待ち受けているとも知らずに。
女座頭市役に挑むのは、人気女優・綾瀬はるか。彼女の持つイメージとは正反対の、陰のあるヒロイン役を見事に演じきり、新しい座頭市像を生み出した。
監督は『ピンポン』の曽利文彦。世界的なCGクリエイターとしても名高い彼が、日本が誇る不朽の名作をどう生まれ変わらせたか、注目だ。
盲目の身にも関わらず、たったひとりで旅を続ける女・市(綾瀬はるか)。ある日、市は自分と同じ盲目の女がチンピラたちに襲われているところに居合わせる。そこへ現れたのは、侍・藤平十馬(大沢たかお)。市にまで襲い掛かろうとするチンピラたちの前に、十馬は勢いよく立ちはだかる。しかしその手は震え、戦うどころか刀を抜くことさえできない。返り討ちにあうかと思われたその瞬間、刀を抜いたのは市だった。男たちを次々と斬り殺す市。か弱い女にしか見えない彼女は、実は十馬の助けなど必要ない程に強かった。
誰かに関わりたくて仕方がない十馬は、市に話しかけながらその後についていく。対して誰にも関わりたくない市は迷惑顔。やがて2人が辿り着いたのは、残虐非道な剣の名手・万鬼(中村獅童)率いる万鬼党によって荒らされた町だった。
キャスト:
綾瀬はるか
○
中村 獅童
窪塚 洋介
柄本 明
竹内 力
利重 剛
佐田真由美
杉本 哲太
横山めぐみ
渡辺 えり
○
大沢たかお
監督:
曽利 文彦
原作:
子母澤 寛(「座頭市物語」より)
脚本:
浅野 妙子