「天才ダンサー熊川哲也ケガからの奇跡の復活」の画像

天才ダンサー熊川哲也ケガからの奇跡の復活

2008年3月29日 土曜日ごご3:00から

▼スタッフ

制作プロデューサー:
石飛由美子(TBS)
須田裕子(アミューズ)
ディレクター:
関 眞也(グラムクリエイティブ)
構成:未定
企画協力:
(株)アミューズ
(株)Arts&Son International
(株)矢島聡子事務所
製作著作:TBSテレビ

みどころ

2007年5月。世界の頂点を極めた孤高のバレエダンサーを襲ったかつてないアクシデント。日本中の注目を集めて華やかに開幕した新プロダクション『海賊』全国ツアー初盤、札幌公演での本番中、それはあまりにも突然訪れた・・・。

右膝前十字靭帯断裂という25年のバレエ人生における最大の怪我、初めての舞台途中降板、ダンサー生命を賭けた靭帯再建術と過酷なリハビリの日々・・・・その一方で芸術監督として絶え間なく力を注ぎ続けるKバレエカンパニーの公演活動、自らの演出・振付による新作バレエ『ベートーヴェン 第九』への挑戦、・・・・・・そして復活。

このドキュメンタリーはバレエダンサー熊川哲也が舞台に復帰するまでの10ヶ月間に完全密着した最も克明な記録である。

内容

日本を代表するバレエ団「Kバレエ・カンパニー」芸術監督兼プリンシパル熊川哲也(35歳)。

今年5月15日熊川が主演するKバレエカンパニー公演「海賊」の北海道公演中、右足ひざ前十字靭帯断裂というアクシデントが熊川を襲った。バレエダンサーとして、初めての大怪我。
誰よりも高く、誰よりも美しく、多くのバレエファンを魅了し続けてきた熊川哲也は、公演半ばにしてはじめて舞台を降板した。
多くのアスリートが同様にこの怪我に泣き、たとえ手術をしても「全力疾走」「全力投球」ができなっている。しかし、「怪我をした夜、一瞬引退を考えた」という熊川は、復帰を目指し手術することを選択した。「もっと踊りたい」と思ったから。自分が立つべきところは、舞台であることを再認識したから。

6月、手術は成功したが、今のところ何時ダンサーとして完全復帰できるのか目処は立っていない。医者のすることは終わっているという。これからは、熊川が全力で踊るために、自らの肉体と精神と、たった一人で向き合って行くことになる。
地道なリハビリを続ける一方で、芸術監督として「Kバレエ・カンパニー」の公演は待ったなしに続く。
熊川のいない公演は露骨なほど空席が目立ち、どの会場も熊川の復帰を待っている。
それは、一人のダンサーとしては復帰のパワーとなり、カンパニーの主宰者としては厳しいプレッシャーだった。若手の育成が急務となった。
いつまで舞台に立ち続け期待に応え続けなければならないのか…。
「Kバレエ・カンパニー」の経営者として、芸術監督として、天賦の才能を持って生まれたダンサーとして、熊川哲也は始めて大きな岐路に立っている。

怪我が熊川にもたらしたものは、計り知れない。

そのひとつに、熊川は、カンパニーと自らの将来を考え、芸術監督=ディレクターとして、バレエ芸術に取り組もうとしはじめている。世界レベルで見れば、まだまだ新米の演出家である熊川が、踊ること・舞台の主役であることよりも更に上を目指すことになる。
その一人の芸術家のリ・スタートのタイミングである今、カメラが寄り添うかたちで追っていく。2008年、春の大舞台まで。