画像「三陸から地中海へ!マグロ大紀行」

三陸から地中海へ!マグロ大紀行

2005年1月23日 日曜日14:00から

※番組は終了しました

▼出演者

芳本美代子、照英

▼スタッフ

製作:TBC
プロデューサー:佐藤智宏
ディレクター:齋川裕

みどころ

「海のダイヤ」マグロを追って宮城県塩釜市から、東京、和歌山、そしてスペインへ…!

寿司ネタの定番と言えば、マグロ。そのマグロも、「海のダイヤ」本マグロとなれば値段も超一級。その生鮮本マグロの水揚量が日本一、全国シェアの約70%を占めているのが三陸の小さな漁港・宮城県塩釜市だ。東京という巨大消費地から遠く離れた塩釜が、どうしてその地位を守り続けてこられたのか?
番組は、塩釜を起点に、日本国内そして世界のマグロ事情を見つめていく。日本の高値市場をあてこんだ世界のマグロを体当たりでリポートするのは照英。体長3メートル、500キロのマグロを引き揚げる映像は迫力満点。
そして34年の年月をかけ、去年秋に世界で初めてマグロの完全養殖を実現した研究者を訪ねて、芳本美代子が和歌山へ向かう。不可能と言われ続けたマグロ養殖の現状は…?
二人のマグロを見つめる旅はどこへ向かうのか?

その他

<内容>
 宮城県塩釜市は日本一の近海マグロの水揚げ基地として知られ、とりわけ、海のダイヤと呼ばれる生鮮本マグロ(クロマグロ)や高級寿司ネタとして知られるメバチマグロの水揚げ高は他の追随を許さない。
 東京という巨大消費地から遠く離れた三陸の港町が、どうしてその地位を守り続けてこられたのか?それはマグロの目利き、セリ人たちの力によると言う。塩釜に40人いるという彼らが、日本一と自負する目によって近海マグロを選別し、どこの港よりも高く買い上げてきたからなのだ。それは彼らが、一朝一夕では築けない、販売ルートを確立しているからできることでもある。塩釜に水揚げされた近海マグロは、東京の築地や銀座の料亭や寿司店にも運ばれていく。
 塩釜を出発点として、日本人の食卓に欠かせないマグロの「今」を見つめる旅が始まる。そこにはマグロに夢を賭ける人々がいた。マグロ船の漁師たち、船宿の人々、味にこだわり続ける寿司職人…。
 旅は、海を渡ってヨーロッパを目指す。スペイン・カルタヘナ市。地中海沿岸のこの町には、日本の商社や企業が後押しするマグロの巨大な生簀がひしめいている。成魚を捕獲し、イワシやサバを与えて短期間で脂ののりを良くした畜養マグロが生産され、空輸で日本へ運ばれる。いわゆる「空飛ぶマグロ」だ。畜養マグロの輸入は近年、急増の一途。回転寿司店や大手スーパーチェーン店などで、大トロ、中トロとして売り出され、庶民の舌を虜にしている。畜養マグロの生産は、オーストラリアやアフリカでも行われ、今や日本のマグロ消費に大きな比重を占めるまでになっているのだ。マグロ紀行?そこには、海とともに暮らしてきた日本人の姿が、そして食文化の変遷が見えてくる。
 一方で、マグロに狂奔する姿は、世界の批判の的にもなっている。水産資源の保護から漁獲枠を削減する動きが強まりつつある。食文化の代表格とも言えるマグロが鯨の二の舞にならないようにするにはどうすれば良いのか。  この解決策として、不可能と思われてきた本マグロ(クロマグロ)の養殖に夢を賭ける男たちがいた。完全養殖に34年という長い年月をかけ、去年秋、世界で初めて出荷にこぎつけることができた。今、日本のマグロ漁業は新たな展開を迎えようとしている。
 番組は、照英と芳本美代子が日本各地とスペインへ出かけ、日本人の食文化になくてはならない"マグロ"に情熱を燃やす人たちを追うとともに、エンターテインメントの要素をふんだんに盛り込み、マグロの昨日・今日・明日も見つめる「時の紀行」でもある。