画像「日曜劇場 Mの悲劇」

日曜劇場 Mの悲劇

毎週 日曜日21:00から

※番組は終了しました

▼出演者

稲垣吾郎、長谷川京子
佐々木蔵之介、岡本綾、吉岡美穂
成宮寛貴
吉行和子、伊武雅刀

▼スタッフ

製作:TBS
制作:TBSテレビ
脚本:橋本裕志
主題歌:「Night and Day」Sister Q
プロデューサー:伊佐野英樹、瀬戸口克陽
演出:土井裕泰、石井康晴、山室大輔
編成担当:山田康裕

みどころ

稲垣吾郎と長谷川京子が問いかけます!「一番怖いのは人間の心かもしれません」

 このドラマは、きわめて順調に慎重に人生を歩いてきたひとりの男が、ある女と出会ったことで、大きく人生の方向が変わってしまうという物語…変わるというより、女によって変えられてしまう、というべきでしょう。その女が心の底に隠していたある“秘密”が男の人生を狂わせることになるのです。
 “M”は衛と美沙、主人公二人のイニシャル、Memoryの頭文字。そして、人の心のMysteryの頭文字でもあります。
 その秘密とは、男に対する「恨み」でした。「恨み」に駆り立てられた女は、男からすべてを奪おうとします。男は何度も女によって危機に追い込まれます。心の内を明かそうとしない女を男も疑いはしますが、疑いきれません。女も男を苦しめながら、次第に自分も苦しんで行きます。
 男は「自分の身は自分で守るしかない」という考えで生きてきましたが、社会的地位や信用、金…を、その女によってどんどん失っていきます。男は何もかも失って初めて今まで自分がこだわってきたことの無意味さを知り、女は男からすべてを奪ってなお癒されない心の痛みから、人を恨むことの不毛を知ります。そして、男は「人間は自分の気づかないところで、いかに人を傷つけてしまっているか」ということに思い到ります。やがて二人は「人を癒したり、守ったりすることは、人間にしかできない。それは人間の心や愛情にしか、できないことなのだ」という気持ちになっていくのです。
 そんな気持ちを、怖い話の結論として、お届けできればと思います。

その他

<プロデューサーからのひとこと(伊佐野英樹)>
 人間の心は弱く傷つきやすいもので、人に言われた些細な事がいつまでも心に刺さったまま忘れられなかったりします。今回のドラマでは、「人間が、いかに自分の気づかないところで人を傷つけてしまうことがあるか」、それによって「人を恨む事でしか生きられなくなってしまった人間の悲しさ」を描いていきます。複雑な人間社会の中で、いつ自分が同じような悲劇に巻き込まれるかもしれないという視点で見ていただけたらと思います。
 悲劇に巻き込まれる普通の男・稲垣吾郎さんの熱演と、美しき悪女を演じる長谷川京子さんの悲しみをたたえた演技にご期待ください。