1300万部を売り上げた巨編『人間の條件』や『戦争と人間』など、重厚な社会派諸作で知られる昭和文学界の巨人、五味川純平の『孤独の賭け』は、これまで幾度となく映画化・ドラマ化され、大ヒットを記録してきた。水商売から身を興こし、たった一人すべてを手に入れた男と、孤独で何一つ持たない若い女が、運命の出会いを果たす。若い女は自分自身の体を担保に、男に2千万の金を乞う賭けに出る──。
原作の舞台は、東京オリンピック前夜、巨額の開発マネーに踊り狂う東京の街。今回は2007年、東京湾岸地区の巨大開発系アックに狂奔する政財界の裏側を舞台に描く。格差社会と言われ、持つ者と持たざる者の明暗がはっきり分かれた現代の日本の歪みとその谷底から聞こえる恨み辛みの叫びの中で生まれる人間の業と欲・痛切な男女の愛憎。40年の時を経ても、何一つ変わることのない人間の究極の姿を描き尽くすドラマ『孤独の賭け』。
伝説の名作が、2007年春、連続ドラマとして復活します!