<あらすじ>
孤児として育ち、喧嘩に明け暮れる日々を送っていた大垣あかね(和田アキ子)はシスター柿本茂子(樹木希林)に命を救われたことから更生し、下町の片隅で利用者の立場にたった介護サービスを信条とする「おっきな手」社長となっていた。それぞれワケありの従業員たちも家族のいるもの以外は、ひとつ屋根の下で暮らしながらギリギリの経営で頑張っていた。そこに介護産業の独占を狙う「ZEROクリエーション」社長・相馬麗子(南野陽子)が現れ、利用者を誇大広告で釣り「おっきな手」従業員全員にはより好条件で雇うと誘いかけ廃業を迫ってきた。
あかねは介護サービスの方針の違いを理由に断るが、誹謗中傷するビラをまかれたり、従業員の愛華(酒井彩名)が暴漢に襲われたりと嫌がらせが相次いで起る。麗子の仕業と憤慨するが証拠は何一つない。そんなおり、あかねが介護する典江(菅井きん)の家に石が投げ込まれ怪我をする事件が起きた。居合わせた大輔(山崎裕太)は「ZEROクリエーション」に殴り込んでしまう。事の次第を聞きつけたあかねは助けに駆けつけるが、そこにはぼろ雑巾のようになった大輔の姿があった。手を出せば相手の思う壺だ…その時、元不良番長あかねのとった行動とは…。
<プロデューサーからのひとこと(三瓶慶介)>
『ザ・介護番長』を一言でいえば、和田アキ子の生き様ドラマです。
もちろんフィクションですが、人生のターニングポイントに出会った恩師の存在を、レイ・チャールズからシスター柿本茂子(樹木希林)に、更生後に人生をかけて取り組む転職を、歌手から介護福祉にするなど設定を置き換えながら、男勝りで、乱暴者、だけど涙もろくて温かい人柄などご本人との共通点を描くことでリアリティが生まれたと思います。
<主演・和田アキ子のひとこと>
ドラマは久々なのでワクワクしました。体力的にはハードでしたけれど昨年から「アッコにおまかせ!」でやってきた更生プロジェクトの一環だと思って頑張りました。
もし、私が動けなくなったら「おっきな手」みたいなところに介護をお願いしようと思います。今、どうしてもシステムに流されやすい時代ですが、介護は人の手を介しての仕事ですから…。回想シーン(不良時代)の立ち回りですとか、ちょっとあり得ない展開ですけど、皆さんに楽しんでいただければと思います。