TBS『華麗なる一族』

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画像「華麗なる一族」

華麗なる一族

1月期連続ドラマ

▼主演

万俵鉄平…木村拓哉(SMAP)

『華麗なる一族』の概要

 "虚構が大波のように現実を超えて迫る、
リアルな人間ドラマ"。

 「華麗なる一族」を始めとする山崎豊子作品最大の魅力は、そこにあります。そして、それがまた今、人々が山崎作品を求める最大の理由です。
 現実の世界も今、「華麗なる一族」の世界に勝るとも劣らない激動の時代を迎えています。喜び、悲しみ、傷つき、挫折し、裏切られ、這い上がりながら生きている現代の人々は、善人が敗れ、悪人が勝つ、このドラマのそんな非情で過酷なストーリーの中でも、したたかに、たくましく、どこまでも自分に正直に人生を生きている登場人物たちに共感し、惹き付けられるはずです。そう、人々は、そんな登場人物一人一人に自らを重ね合わせながら、共感できるはずです。
 それはあたかも、そうして、激動の時代を生き抜くエネルギーを得ようとするかのように…。

 今回このドラマでは、物語の時代背景を、原作が発表された1970年代のまま描き切ります。

TBSからのコメント

 TBSでは、2003年1月期に放送された、『Good Luck!!』
 以来、久しぶりに木村拓哉さんに主演して頂きます。
 この山崎豊子さん原作の『華麗なる一族』は、「“金融再編”という時代の荒波を背景に、映画『ゴッドファーザー』のような華麗なる一族の、父と子の葛藤を中心とした“家族の物語”」です。 
 過去にも何度か映像化されていますが、今回は一族の長男・万俵鉄平を主人公に据えてこの物語を見つめ直してみることによって、新たなメッセージを伝えていきたいと思っています。
 また、鉄平が志のために必死で戦っていく姿に、現代のリーダーに求められる「人間の身の処し方」という観点をより濃く刻んでいきたいと思います。
あらゆる世代の人達に求心力を持つ木村拓哉さんに“真のリーダーのあるべき姿”を存分に演じて頂きたいと思っています。
 今までの連続ドラマのスケールをはるかに上回る、“究極の人間ドラマ”になると思いますので、ご期待下さい。

 今はあらゆる規制が緩和、緩和という時代ですが、山崎豊子さんがこの「華麗なる一族」を書かれた30数年前は、全てがとにかくきつく規制されていた時代で、“時代をさきがけて金融再編・合併を題材として描かれた作品”と言えます。
まさに、“現代の世の中の原点”ともいうべき世界だからこそ、今改めて見つめ直す意味があると強く思いました。
さらに、この作品は、単なる経済小説の域に止まらず、親子の葛藤を中心にそれぞれの生き様のぶつかり合いが骨太に描かれた作品です。家族の絆や人間関係が希薄になってしまった今の時代だからこそ、この“究極の人間ドラマ”を、是非多くの方々に見て頂きたいと思い、今回のドラマ化に至りました。

 もう一つ、木村拓哉さん以外の、他の出演者の方々に関しましては、11月に予定している制作発表の場で皆さんにお披露目させて頂きたいと思っています。


木村拓哉さんのキャスティング理由

今回我々は、万俵鉄平というキャラクターを通じて“真のリーダーのあるべき姿”を表現したいと思いました。
物作りに一生懸命で、熱くて、真っ直ぐで、周りの人を自然に惹きつけていく魅力ある男・・・そんな万俵鉄平のキャラクターを鑑みた時、真っ先に木村拓哉さんの顔が思い浮かびました。あらゆる世代の人達から支持され、圧倒的存在感を持つ木村さんに、ぜひ存分に万俵鉄平を演じて頂きたいと思います。

コメント

主演・木村拓哉さんからのコメント
「この作品に参加させてもらえて本当に光栄です。」
原作 山崎豊子さんのコメント
『華麗なる一族』は、産み出すのに非常に苦労した作品でした。舞台が銀行ということ、しかも大銀行が小銀行を吸収するというありきたりの話でなく、小が大を呑むという、ドラマチックな展開にしたかったため、何より銀行の取材が大変でした。
 今回のドラマ化については、まずこれをドラマ化しようという、発想力に驚いています。この小説が発表された、30数年前の銀行業界は、とにかくきつく規制されていた時代。ところが、今はあらゆる規制が緩和、緩和という時代、それを対比させてみようと挑戦されたTBSの姿勢に感服しています。
 さらに言えば、この作品は単なる経済小説に止まらず、人間の根源である血脈を背景に、親子の葛藤を描いた人間ドラマです。
 その壮絶な生き様のぶつかり合いを、是非しっかり描いてほしいと期待しています。

 主演の木村拓哉さんが演じる万俵鉄平は、男のロマンと強い意志を持った人物設定で、難しい役柄です。
 木村拓哉さんの眼には、純粋さと悲しみがあります。そんな彼が万俵鉄平をどう演じ切るのか。はまり役となって、“木村拓哉の「華麗なる一族」”と定着するようなドラマになることを期待しています。
山崎豊子さんプロフィール
 1924(大正13)年、大阪市生まれ。京都女子大国文科卒。毎日新聞社学芸部に勤務。当時、学芸部副部長であった井上靖のもとで記者としての訓練を受ける。勤務のかたわら小説を書きはじめ、1957(昭和32)年、『暖簾』を刊行。翌年、『花のれん』により直木賞を受賞。新聞社を退社して作家生活に入る。1963年より連載をはじめた、『白い巨塔』は鋭い社会性で話題を呼んだ。『不毛地帯』、『二つの祖国』、『大地の子』の戦争3部作の後、大作、『沈まぬ太陽』を発表。1991年、菊池寛賞受賞。