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山村美紗没後10年特別サスペンスドラマ京舞妓VS狩矢警部〜乱れ傘の舞殺人事件
2006年12月25日 月曜日21:00から
▼出演者
池上季実子、宅麻伸、前田愛、小野武彦、銀粉蝶
橋爪淳、小木茂光、愛華みれ、今村恵子
船越英一郎、山村紅葉、前田亜季
▼スタッフ
製作:TBS
制作:東映
プロデューサー:金丸哲也、横塚孝弘
原作:山村美紗
脚本:瀧川晃代
監督:関本郁夫
▼みどころ
本年の月曜ゴールデンを締めくくる作品は、サスペンスの女王・山村美紗を偲ぶ豪華版。
山村が亡くなって、今年で10年。各局で追悼番組が制作されたが、TBSは山村の定番の2作品をコラボレーションした豪華企画を放送する。撮影は、もちろん全編京都で行なわれた。
山村美紗サスペンスは月曜ゴールデンでも数多くの作品が放送され人気だが、中でも特に人気が高いのは、池上季実子・主演の「京舞妓シリーズ」と船越英一郎・主演の「狩矢警部シリーズ」。両シリーズの登場人物の個性を活かしながら、本格サスペンスをお送りする。
今回のみどころは、舞妓が芸妓になる時の"襟替え"という祝いの儀式。襟替えは舞妓にとって、成人式のようなもの。この日を境に髪形も変わり、芸妓として一層、芸事に励むことになる。普段は目にすることのない、襟替えの様子が丁寧に描かれる。そして題名にもある「乱れ傘の舞」を舞うのは愛華みれ。傘を自在に操りながら舞う愛華の「乱れ傘の舞」は必見だ。
柳坂雪乃(池上季実子)は、祇園の老舗旅館「畑中」の独身の若女将。畑中の近所にある扇屋「京扇堂」の若旦那・光太郎(宅麻伸)と雪乃は、周囲も認めるお似合いのカップルだが、二人は結婚する様子がなく、光太郎の母、昌子(銀粉蝶)は気をもんでいる。
一方、狩矢荘助(船越英一郎)は京都府警の敏腕刑事。妻の澄江(山村紅葉)は茶道の先生で、一人娘の和美(前田亜季)は大学生。狩矢は京都の街と人をこよなく愛している。
さて、祇園の人気舞妓、玉菊(竹中絵里)の襟替えが行われることになった。襟替えとは、舞妓が一人前の芸妓になる儀式で、関係者が集り華やかなパーティーが行なわれる。
玉菊のパーティーには、舞妓と芸妓たちの舞の師匠で、藤枝流の家元、藤枝志保(愛華みれ)とその夫の武(小木茂光)、日本画家の笠木雅巳(橋爪淳)ほか京都の著名人が招待された。雪乃と光太郎、狩矢とその家族も出席する。
パーティーのクライマックスは、舞妓、芸妓たちによる舞の披露だが、その最中、先輩芸妓の菊春(今村恵子)がかつらを押えて絶命する。かつらに毒針が仕込まれていたのだ。狩矢は現場にいた全ての人間が疑わしいと指摘し、捜査を開始する。
雪乃は菊春の遺品の中から、笠木が菊春を描いたスケッチブックを発見し、笠木と菊春がかつて恋仲だったことを知る。雪乃が二人の仲を追求すると笠木は犯行を否認する。
狩矢も笠木が怪しいとにらんでいたが、その笠木が何者かに殺される。死体の第一発見者は雪乃だ。雪乃は犯行現場に志保のハンカチが落ちていたことに気付き、笠木と志保そして菊春が愛憎の絡んだ三角関係にあったことを知る。
笠木と菊春を殺したのは同一人物なのか。犯人は誰か。推理を働かせる雪乃に狩矢は、犯人を突き止めるのは警察の仕事、深入りは無用だと釘を刺す。
ところで志保は、藤枝流の極意とされる「乱れ傘の舞」の名手として知られている。武は、志保の夫でありながら、志保の才能に嫉妬し、酒びたりの日々を送っている。学生時代には武の友人だった狩矢は、ふてくされた武の態度に疑問を抱く。雪乃は、乱れ傘の舞に事件の謎を解く鍵があるという意外な事実に気付いた。雪乃と狩矢、二人の鋭い推理が真犯人に迫る!