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月曜ゴールデン『検事 沢木正夫2 公訴取消し』
2006年6月26日 月曜日21:00から
▼出演者
榎木孝明
笹野高史
山崎裕太
柄沢次郎、麻乃佳世
出光元、林美智子、市川亜沙美
加藤純平、吉利治美
春田純一、小林健、小倉功、西田健、藤田宗久
剣幸、大橋聖子、土屋貴子
黒沼弘己、睦五朗、DAN・KOJI
平田満
▼スタッフ
製作:TBS
制作:C・A・L
プロデューサー:鶴間和夫
原作:小杉健治「検事沢木正夫 公訴取消し」双葉社刊
脚本:中岡京平
監督:杉村六郎
▼みどころ
榎木孝明が敏腕検事・沢木正夫を演じる、シリーズ第2弾。金融会社社長が殺され、無職の刈谷努(山崎裕太)が逮捕される。刈谷は無実を主張するがアリバイが曖昧だ。
少年院帰りでふてぶてしい態度の刈谷。捜査は難航する。だが沢木は、刈谷が過去に起きたある医療ミス事件に自分を誘導しようとしていることに気付く。
刈谷が犯行を自供したため検察は起訴に踏み切るが、アリバイ証言者が現われたため、事態は一転する。
検察は公訴を取消すことに。「公訴取消し」とは、公訴したものの裁判で無罪判決が出ることが明らかに予想される場合、裁判に入る前にいったん公訴を取消し、改めて証拠を補強した上で再公訴する事で、再公訴のためには決定的な確証が必要になる。事と次第によっては、検察の威信を自らの手で傷つけることもあるという。沢木にとっては検事生命をかけての苦渋の選択だ。
一方、医療ミス事件についてはミスを犯した問題医師に就職を斡旋するブローカーと、問題医師を雇い入れている悪徳病院経営者の癒着が明らかになる。
殺人事件と医療ミスとの関連は何か? 示現流剣法達人の沢木は、居合い抜きで精神を統一しながら、事件の真相を推理する。
沢木が頼りにしている事務官・国松役は第一作に続き、笹野高史が演じる。
山崎は、沢木を翻弄し、陰のある刈谷を熱演する。刈谷の弁護士役は平田満。ふてくされた態度の弁護が困難な容疑者に対しても誠実に接する、温かな姿が印象的だ。
敏腕検事の沢木正夫(榎木孝明)は、三年前に交通事故で死んだ友人の弁護士・岩田清彦(柄沢次郎)の未亡人・香澄(麻乃佳世)と、故人を偲びながら食事をしていた。その時、金融会社の社長・久能十一郎(伊達弘)が自宅で殺されたと知らせが入り、沢木は現場へ駆けつける。
第一発見者で被害者の息子・孝之(黒沼弘己)の証言と高槻警部(春日純一)の捜査で、無職で少年院帰りの刈谷努(山崎裕太)が逮捕された。刈谷は久能の会社に就職しようとして断られ、久能を恨んでいたという。
刈谷は、無罪を主張するが、ふてぶてしい態度で、国松日出男事務官(笹野高史)も取調べ中に思わず声を荒げるほどだ。
やがて刈谷が三年前までは森島潤三社長(出光元)の営む町工場で更正の道を歩んでいた事や、その森島がかつての医療ミスのせいで、今は意識がなく寝たきりになっている事が分った。さらに病院を相手取った裁判では、何故か森島担当の弁護士が辞任したという。
そんななか、ずっと無罪を主張していた刈谷が突然犯行を自供する。沢木は嫌疑不十分で不起訴を主張するが、藤井次席検事(西田健)は起訴に踏み切った。
だが、刈谷の担当弁護士・朝川恭次郎(平田満)が刈谷のアリバイにたどり着き事態は一転する。森島社長の娘・美紀(市川亜沙美)と美紀の援助交際相手の柳田節雄(加藤純平)が、犯行時刻に刈谷と会ったと証言したのだ。
予期せぬ展開で不利になった検察は、公訴取消しを決定。検察の威信にも関わる苦渋の選択だ。
曖昧な自供と挑発的な態度。沢木は刈谷が、自分を森島社長の医療ミス事件に誘導していることに気付いた。
ミスを犯した医師の就職を斡旋するブローカー・土岐万治(DAN・KOJI)と、問題医師と知りながら雇用する、病院経営者・大倉寿光(睦五朗)の癒着が判明する。沢木は、事故死した友人の弁護士・岩田が追っていた医療ミス事件が、今回の事件につながっていたことを知る。
医療ミスと久能殺しの接点は何か? 居合い抜きで精神を統一し、推理する沢木。
保釈された刈谷の意外な行動が、事件の真相を明らかにする…