TBSは5月12日(月)ひる1時から、愛の劇場『再婚一直線!』を放送する(毎週・月曜〜金曜 ひる1:00〜1:30)。このドラマは安彦麻理絵のエッセイコミック『再婚一直線!』(祥伝社フィールコミックス)を原作に、家事が苦手なグータラ主婦が、夫に離婚され、初めて家族の大切さに気付き、一念発起して再婚を目指し、花嫁修業をする姿をコミカルに描く。井森美幸がデビュー作の『遊びじゃないのよ、この恋は』(1986年・TBS)以来、22年ぶりに連続ドラマに主演、主人公の栗林のどかを演じる。井森の夫・哲也役には大浦龍宇一。娘・ももには山田海遊がキャスティングされた。
主人公の栗林のどか(井森)は売れないマンガ家。仕事にかこつけて家事も育児も夫の哲也に任せっきり。心優しい哲也は我慢にがまんを重ねるが、のどかはそれが限界に達していたとは夢にも思わなかった。
夫婦の一人娘、ももも、部屋を散らかし、身なりにも気を使わない、料理も掃除も下手なのどかに愛想が尽きていた。哲也はももを連れて、マンションの部屋を出ることにした。離婚届一枚だけ残して…。
「えっ? まさか!」。離婚届を手に絶句するのどか。だが時すでに遅し。哲也とももは隣の部屋に引っ越してしまった。失って初めて分かる家族のありがたさ、温かさ、娘の愛おしさ。
このままではももの親権は哲也のものになり、ももに自由に会えなくなってしまう。哲也が雇った弁護士は、のどかには母親を名乗る資格なしと断じ、親権を放棄するようしつこく迫る。そう言われてやっと、ももが自分にとってかけがえのない存在だったと、のどかは気付く。
自分を磨きなおして、娘に認められるようないい女、いい母親になってやる。一念発起したのどかは再婚を目指して花嫁修業をすることになった。さらにその修業の顛末を雑誌に連載するという仕事にもありついた。はたしてのどかは再婚にこぎ着け、娘を取り戻すことができるのか。のどかの無謀な挑戦が始まった!
共演者も豪華だ。超売れっ子マンガ家で、ふしぎとのどかのことを気にかけ、アドバイスまでする、水沢マリアは比企理恵。マリアは哲也と過去に何か因縁があったようでその言動から目が離せない。
のどかとマリアのマンガを連載する雑誌の編集長、増岡裕次郎役は桑野信義。花嫁修業ルポのアイデアを出したもの増岡だ。増岡の命令でのどかの修業につき合わされる編集者、波戸陽介役は斉藤陽一郎が演じる。
のどかの実家は父親の謙吾が、突然脱サラして居酒屋を始めていた。謙吾役は有福正志。店を切り盛りするしっかり者の母親、正子役は烏丸せつこが演じる。のどかの妹、真澄は金銭感覚も鋭いキャリアウーマン。人生を大いに楽しむタイプだ。真澄には宝積有香がキャスティングされた。
さらに、ももが憧れる幼稚園の友達の美人ママ、高見沢ゆり(中島史恵)や、のどかと哲也の離婚後哲也に急接近して、哲也の妻の座を狙うしたたかな幼稚園の先生、谷崎裕美(ちすん)など個性的なキャラクターが登場して賑やかにストーリーが進む。愛の劇場らしい、女性の生き方、親子の絆、家族の温かさが描かれ、見終わって楽しく元気になるようなドラマだ。
原作の「再婚一直線!」も離婚した作者が再婚を目指して花嫁修業を繰り広げるが、その中で紹介される、料理、健康、メイク、貯蓄などの実践的なノウハウが反響を呼んだ。このドラマにも主婦の生活のヒントになりそうなノウハウ情報が盛り込まれる。
主題歌の「恋のフライトタイム〜12pm〜」(鈴木雅之&菊池桃子)は、鈴木、菊池の15年ぶりのデュエット。軽快な主題歌が番組を賑やかに盛り上げてくれることだろう。