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ワンステップ!

毎週日曜日よる11:30から

▼出演者

山口智充
佐藤隆太

▼スタッフ

製作:
TBS

制作:
TBSテレビ

制作協力:
TBSビジョン スタッフラビ

プロデューサー:
富田瑞穂

チーフディレクター:
荒牧克久

取材プロデューサー:
鈴木千春

みどころ

 世界では環境問題をはじめとして、私達が想像もできないような問題がたくさん起きています。そして、日本のあちこちでも、さまざまなことで困っている人々がいます。これらの人々に対して、決して大きなことはできませんが、何か役に立つことができるはずです。

そこで、番組からこんなメッセージを発信します。
「明日のために、誰かの笑顔のために、今、自分にできることをやってみよう!」

しかし、何かしてみたいと思っていても、実行に移すのは、たいへん勇気がいる事です。まだちょっと勇気が足りない方々へ、番組が、最初のステップを踏み出すきっかけを作ります。自分にもできる「社会貢献」とは何か、一緒に考えてみませんか?明日のために、ワンステップ!進めてみませんか?

内容

 7月6日(第1回)の放送内容

 江戸時代から米どころとして知られる、山口県西部の向津久(むかつく)半島。東後畑(ひがしうしろばた)には棚田100選に選ばれた、西日本一といわれる美しい棚田が広がる。
 しかし、ここの棚田農家は"困っている"。
過疎化と高齢化が進む東後畑では総数500枚の棚田の約2割(およそ100枚の棚田)が放棄され、荒地となっていた。一枚でも多くの棚田を守りたいと、16戸の農家の人たちが共同耕作している。
 荒地は年々増える一方。実に3分の1は手が回らず雑草が生い茂る荒地になっていた。10年後には、ここに棚田がなくなってしまうかもしれないと嘆く地元の人たち。
そこで、この荒地を少しでも瑞々しい棚田に戻そうと、全国から男女5人の若者がワンステップ!5月末からトータル12日間で、田んぼを耕し、田植えまでを手伝った。

 参加してくれたのは、様々な背景を持った5人。いずれもちょっと良い事(ボランティア)をするのは初めて。
1.大阪出身、人力車を引いていたという小野君♂27歳
2.同じく大阪で福祉の仕事をしていた川崎♀さん28歳
3.自分探し中のマドンナ、フリーター野口♀さん19歳
4.風貌もイマドキ大学生の上村(うえむら)君♂20歳
5.子供の頃に外科医の父を亡くしている、教師希望の石川君♂19歳

 彼らは現実的に出来る範囲で農作業を行う。大学の授業に戻るために途中帰京する者2人、仕事に戻る者1人。

 作業をしていくうちに、5人は小さな3枚の棚田に気付いた。
 大きな棚田は機械で耕せますが、小さな棚田には機械が入らず、人力でやるしかない。しかしこれは16戸の農家にとって、極めて難しい作業。
 田んぼは3年手を入れなければ使い物にならなくなり、このままでは荒地になってしまう。実はこの3枚の棚田を所有するご主人は、現在病床に臥せており、回復したらもう一度田植えをしたいと願っていた。5人はこの小さな3枚の棚田を耕し、苗を植えることに決める。

 東後畑の農家を助けに来たつもりが、村人たちから精神的に助けられ…。社会貢献といえば、「困っている人を助けてあげること」と考えている人が多いと思うが、棚田の問題に対して切実に、時には愚直なまでに誠実に向き合った5人は、逆の感想を持った。彼らが踏み出した一歩(ワンステップ)は、仲間や村人たちと心をつなぎ、一人一人に豊かな結果をもたらしたのだろう。そんな心の成長をも丹念に追ったドキュメント、「ワンステップ!」