「筋肉番付」の放送について




2002年5月24日
TBS総務局広報部

「筋肉番付」収録中に3人の方が負傷されたことについて改めてお詫び申し上げます。TBSでは、この事故を重く受けとめて社内で「筋肉番付」で放送した種目の安全性点検作業を致しました。
 その結果、個々の種目の安全性確保を大前提として、番組全体の在り方を抜本的に見直し、今秋を目途に新たなスポーツエンタテインメント番組を開発することに致しました。
従って「筋肉番付」は終了し、6月1日からは「CDTVゴールド」(読み方:カウントダウンTVゴールド)を放送します。

「筋肉番付」各種目の安全点検について(概略)


「筋肉番付」で収録・放送が予定されていた24種目について、社内の関係セクションより選出された点検チームが、番組担当者からの聴取、放送ビデオ、セットの図面 等をもとに安全性について確認作業を行いました。
(1)その結果、14種目については、競技自体の危険度は低く、ほぼ従来通りの体制で収録を行っても差し支えないと判断しました。
主な種目は、「ストラックアウト2002」「キックターゲット2002」などの的あて系種目、腕立て伏せなどを競う「三色筋肉」、サッカーのリフティングをしながら難関をクリアーする「ファンタジスタ」などです。
(2)また7種目については、安全性をより確保するために、安全対策の追加や内容の一部手直しが望ましいと判断しました。
主な種目は、一輪車で難関をクリアーしていく「ライクアピエロ」、犬と飼い主が難関をクリアーしていく「スーパードッグ」などです。
(3)また以下の3種目については、十分な安全対策が確認できるまで収録を控えることが望ましいと判断しました。
特製のネコ車を使い男女2人で難関エリアをクリアする「ネコでドライブ」、ゴムでつながれた2人が難関をクリアーする「ナカマ」、巨大ダルマ落としの「だるま地方 巡業」の3種目です。
いずれも過去にケガ人などは出ていませんが、ネコ車や巨大ダルマの落下時の安全性確保など対策が必要と考えます。
(4)また難関エリアをクリアーするタイプの種目に関しては可能な限りヘルメット・プロテクターを着用する、トレーナーだけでなく医師・看護師の立会を促進するなど全体を通してさらに安全対策を強化する必要があると判断しました。

問合せ先
TBS広報部 齋藤
電話03−5571−2260