横浜ベイスターズのTBSへのオーナー変更をオーナー会議で承認




2002年1月26日
TBS総務局広報部

 1月26日午後都内のホテルで、日本プロフェッショナル野球組織の球団オーナー会議が開かれ、マルハが所有する横浜ベイスターズの株式70万株をTBSとBS−iが引受けてTBSが筆頭株主になることが最終的に了承されました。以下、オーナー会議後開かれた共同記者会見の概要についてお伝えします。

(砂原幸雄TBS社長)
 オーナー企業の変更について承認をいただいたことに心から感謝します。既にマルハ(株)とは株式譲渡について基本合意に達しているところですが、最終的な契約の細部については出きるだけ早く詰めの作業を行ないます。オーナー企業になった上は、球団のみならず、プロスポーツの中で一番長く深く幅広くファンから支えられてきたプロ野球の発展にも努めていきたいと思います。

(引田惣彌BS−i社長)
 TBSグループの一員として球団株主に名前を連ねることができるのは光栄です。放送業界としては、多メディア・多チャンネルの時代の中で優良な番組のマルチユースということが課題となっていますが、BS−iとしても、迫力のある高精細大画面と多機能というBSデジタルの特色を活かした魅力ある放送に努め、プロ野球の発展にもお役に立てればと考えています。

(大堀 隆横浜ベイスターズ社長)
 ニッポン放送とともに、TBS、BS−iというメディアが株主になっていただくことに大変期待をし、また、ときめいているところです。これまで、ファンの皆様にご心配をおかけした分は、必ず今季のペナントレースでお返しができるよう、球団・親会社・地域一体となってがんばって参ります。ニュー・ベイスターズにご期待いただきたいと思います。

<質疑応答から>

(砂原社長)
・ベイスターズの70万株は、TBSが47万株、BS−iが23万株を引受け、株式譲渡後の持ち株比率は、TBSが51.54%(現在15.38%)、BS−iが17.69%となる。株式譲渡契約の最終手続の完了は今月末になると思う。
・メディアにとってプロ野球がシーズン最大のソフトであるとの位置付けは今後も変わらないと思っている。ベイスターズは既に自立した球団であり市民球団として優勝も果たしているが、良いソフトであるためにも一層良い球団になっていただき、また、開かれた球団としてファンに親しまれ、他のメディアの方々とも良い関係が作れたらと思っている。
・ニッポン放送、フジテレビ、テレビ神奈川を始め多くの企業が協力しながらベイスターズを支えてきた。その協力関係は維持したい。

                               以上
         
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