木曜よる9時
『ぴんとこな』第3話はいかがでしたか?
あやめのために……と、『棒しばり』の公演を迎えることができた恭之助と一弥。
しかしながら、本当の想いをあやめに伝えることの出来なかった恭之助。
そして、一弥もまた歌舞伎では恭之助に勝てないと実感して…。
今後、3人の関係性に変化が起こるのか…楽しみにしていてください。
さて、第3話撮影の様子をお届けします。
まずは、恭之助と一弥がトレーニングをするシーン。
懸垂をする恭之助の辛そうな表情、とくとご覧いただけましたか?
「200回まで、まだまだですよ?」なんて一弥にシゴかれていた(笑)恭之助ですが、実際の撮影では「1、2回懸垂をして、“死ぬ〜”というセリフをお願いします」と岡本監督。「1、2回でいんですか!?何十回もやらなきゃいけないのかと思った〜(笑)」と玉森くん、安心した様子の笑顔。そうして撮影が始まったのですが…。
岡本監督 「あの、結構、楽に(懸垂を)やってしまっているので、“苦し〜〜〜い”と無理やり顔を鉄棒につけようとする感じを出してください」
玉森くん 「あ、そうですよね。苦しそうな顔かあ。」
岡本監督 「出来るだけ情けない感じにお願いします」
玉森くん 「分かりました!」
と要望が!!数回の懸垂なら軽く出来てしまう様子で…「今の、情けなく見えます?」と玉森くんは岡本監督とモニターを見ながら相談していました。
懸垂後、一弥が恭之助に語るシーンでは「一弥は、出来るだけ凄みを出して。恭之助は圧倒されて」と岡本監督から演出があり、合間にセリフを合わせをしていた玉森くんと優馬くん。恭之助にきちんとお辞儀をして去る動きは、「礼儀を重んじる世界だから」と優馬くんが岡本監督と話し合って決めたもの。2人のピリっとしたやり取りが…癖になった方もいるのではないでしょうか。
続いては、『棒しばり』のお稽古シーン。
松吉に叱責され、舞台が中止になってしまう…という場面です。
『棒しばり』のお稽古は、4月末からはじめられていたので、ある程度“振り付け”は完成している玉森くんと優馬くんですが、この日は花柳寿楽先生と典幸先生にご指導いただいての撮影。
寿楽先生 「中山くん、もっと腰を落として」
優馬くん 「はい」
寿楽先生 「音を聞いて。拍数を数えて動いて」
玉森くん 「はい」
と、指導を受けながら撮影を進める二人。
撮影では、“2人の息が合っていない”というお芝居をしなければならないため…
優馬くん 「今の動き、大丈夫でしたか?」
典幸先生 「今くらいの動きがいいですね」
寿楽先生 「ズレ感はこれくらいでいいかな。あまりやりすぎてもかっこ悪いから」
と寿楽先生と典幸先生に、動きのズレをモニターで確認していただきながら進められました。
そして、恭之助と一弥を冷ややかな目で見ていたのは、松村くん演じる梢平。「いつも、にらむような悪い顔なんだよね、梢平は。今回も悪い顔なんだけど…“様を見ろ”って感じで、目線の送り方など工夫してみて」と岡本監督からあり、あざ笑うような表情の梢平を見せてくれた松村くん。「いいね!今のいい!」と岡本監督は満足げでしたが…みなさん、いかがでしたか?
続いては、水族館シーン。
優奈に邪魔をされてあやめとのデートに行けなかった一弥は…なんだかとってもかわいそうでしたね。事情を知らないあやめは、恭之助と水族館に行くことに!
撮影は、横浜・八景島シーパラダイスをお借りして行われました。
海荷ちゃん 「結構、太ってますね(笑)」
玉森くん 「あれは、王様ペンギン」
海荷ちゃん 「このペンギン好き!」
玉森くん 「マカロニ!?ペンギン!」
と、自主トレしていた二人に…
岡本監督 「あやめ、アドリブだと敬語になっているから(笑)。あやめらしくね!(笑)」
海荷ちゃん 「敬語になってました?(照)」
玉森くん 「なってたよ(笑)」
とツッコミが!!
本番では、アドリブでの自然なお芝居が見られたのですが…みなさんいかがでしたか?
本当のカップルのように楽しそうにしていた恭之助とあやめですが…一弥からもらったブレスレットをなくしてしまったあやめの表情の変化に…恭之助は複雑な表情をしていましたね。
「複雑だけど、あやめの悲しそうな顔に耐え切れず、”俺も探すよ”となる感じ」と岡本監督の言葉に、「恭之助はお人よしだよなあ」と玉森くん。
柳沢さんの登場に、玉森くんも海荷ちゃんも終始楽しそうでしたが…オンエアでは残念ながら一瞬でした(笑)みなさん、しっかりと見てくださいましたか?
ブレスレットを見つけた恭之助がうれしそうに走ってくるくだりでは…「あやめの喜ぶ姿を見て、うれしいんだけど切ない…”深い切なさ”がある表情を」と岡本監督から要望があり、演じていた玉森くん。
「河村くんって、ホントはすごくあったかい人」とあやめが言っていましたが…恭之助の想いがあやめに伝わる日がくるのでしょうか…。
ではでは、今日はこの辺で。
『棒しばり』レポは後日お届けしますね。