TBS調査部
いくら正月だからといって、視聴率だけでドラマの変遷を語ろうなんて少々おめでたすぎるんじゃないか。そんな声が聞こえてくることを承知しつつ、今回のテーマ「高視聴率ドラマは世相を反映してきたか」に取り組んだ。
まずは、ビデオリサーチの過去の世帯視聴率データ(関東地区)を基に、ここ30年あまりを振り返り、テレビドラマの年間視聴率ベスト5を抜き出した。これらは、民放のプライムタイムに放送された連続ドラマに限り、各番組が最高視聴率を取った回の数字を比較することで、ランキング表を作成したものである。単発のワイドドラマや、時代劇は除いた。
表中には30%級のドラマが並んでいるが、30%というのは大変な数字である。これは関東エリアだけで430万世帯、全国ネットとなれば1300万世帯にも相当する。それほどまでの人たちが見たということは、それらが何らかの意味において時代の空気を反映したものだったからだといえるのではないか。
ガードマン・ウルトラマン時代(66-71年)
年代 番組名 局 最高
視聴率社会・風俗 66 1 ウルトラマン TBS 39.8 いざなぎ景気始まる(〜70年) 2 ウルトラQ TBS 39.2 ビートルズ、来日 3 氷点 NET 37.3 新三種の神器(クルマ、クーラー、カラーテレビ) 4 ザ・ガードマン TBS 36.2 航空機事故(全日空機羽田沖墜落など)相次ぐ 5 おゆき TBS 35.3 中国、文化大革命始まる(〜76年) 67 1 ウルトラマン TBS 42.8 新宿にフーテン族 2 ザ・ガードマン TBS 40.5 「昭和元禄」が流行語 3 おもろい夫婦 CX 36.6 グループサウンズ大流行 4 ウルトラセブン TBS 33.8 美濃部革新都政が誕生 5 マグマ大使 CX 32.7 68 1 ザ・ガードマン TBS 39.7 霞が関ビル完成 2 ウルトラセブン TBS 31.6 3億円事件発生 3 肝っ玉かあさん TBS 30.8 『巨人の星』始まる 4 意地悪ばあさん NTV 28.9 パンタロンスーツ 5 おやじ太鼓 TBS 27.5 サイケ調の色彩がブーム 69 1 ザ・ガードマン TBS 37.4 東大安田講堂に機動隊8500人 2 肝っ玉かあさん TBS 36.4 新宿西口反戦フォークソング集会 3 サインはV TBS 33.3 人類、月に立つ(アポロ11号)瞬間最高視聴率51.1% 4 キイハンター TBS 32.3 5 柔道一直線 TBS 30.7 70 1 ザ・ガードマン TBS 39.9 大阪万国博覧会 2 サインはV TBS 39.2 テレビのカラー化、50%を超える 3 時間ですよ TBS 36.2 光化学スモッグ等公害問題が深刻化する 4 ありがとう TBS 35.9 『ハレンチ学園』が問題になる 5 こけこっこー! TBS 33 日本初のハイジャック(よど号事件) 71 1 ザ・ガードマン TBS 37 多摩ニュータウン第1次入居開始 2 肝っ玉かあさん TBS 35 『ノンノ』創刊 3 時間ですよ TBS 34.2 日本マクドナルド第1号店開店 4 おくさまは18歳 TBS 30.3 カップヌードル初登場 5 アテンションプリーズ(終) TBS 29.9 66〜71年といえば高度成長期の後半である。いざなぎ景気の時期ともぴったり一致する。この時期は『ウルトラマン』が2年、『ザ・ガードマン』が4年連続して首位になっている。
ところで、『ウルトラマン』はドラマなのかと疑問に思う人がいるかもしれない。なるほど今日、『ウルトラマンティガ』や『ウルトラマンダイナ』はビデオリサーチ社の分類では「子供向けの番組」となっており、はっきり言ってドラマとはみなされてない。が、当時の記録では『ウルトラマン』は「スリラー・アクション」として立派にドラマの仲間入りしている。むろん、視聴者のメインは子供たちだが、決してお子様向けではない。35歳以上の個人視聴率は男女ともに2ケタ台に達している。視聴ターゲットが絞り込めてなかったのだと言ってしまえばそれまでだが、怪獣ものイコール子供向けというパターンに流れず、大人の鑑賞にも十分堪えうるものだったからこそ、こういう数字を残せたのだろう。
『ザ・ガードマン』とは、要するに警備員さんのことだが、国産ドラマなのにカタカナ文字のタイトルがついているところがアメリカナイズされて新鮮だったという。
外国旅行が高嶺の花の時代に海外ロケをふんだんに採り入れたこと、また、毎回ドロドロの人間模様を展開しつつも、かけあい漫才風の会話によって小気味よく進行したことなど、ヒット要因は多々あった。
『ウルトラマン』と『ガードマン』に共通するのは、正義のために戦っていること。このほかにも、ウルトラセブン、マグマ大使など、当時は地球の味方・正義の味方が目白押しだ。
今日では強い正義の味方をストレートに描くのは、時代劇を除いて難しくなっている。さすが、いざなぎ景気だ。
ホームドラマ全盛時代(72-74年)
72 1 ありがとう TBS 56.3 東京の物価高が世界一(国連発表) 2 時間ですよ(終) TBS 36.2 沖縄返還 3 肝っ玉かあさん TBS 33 浅間山荘事件 瞬間最高視聴率89.7% 4 キイハンター TBS 29.2 『ぴあ』創刊 5 はーいただいま TBS 29 カシオミニ電卓新発売 73 1 ありがとう(終) TBS 55.2 第1次オイルショック 2 ゆびきり TBS 49.8 トイレットペーパー買い占めなど各地でパニック 3 時間ですよ TBS 33.4 豊川信用金庫、取り付け騒ぎ 4 太陽にほえろ! NTV 26.8 ハイセイコー人気 5 白い影 TBS 25.7 『日本沈没』がベストセラー 74 1 ありがとう(終) TBS 40.7 戦後初のマイナス成長 2 時間ですよ・昭和元年 TBS 32.4 三菱重工ビルなど過激派による連続企業爆破 3 太陽にほえろ! NTV 32.1 セブンイレブン開店 4 寺内貫太郎一家(終) TBS 31.3 5 白い滑走路 TBS 26.9 何といっても『ありがとう』が56・3%、55・2%という数字を記録したこの時期こそ、ホームドラマの全盛期といえるのではないか。
家族や職場の人たちの心温まるやりとりを笑いと涙で包むこのドラマが描いたのは、今思えば拍子抜けするくらい何気ない日常なのに、なぜこんなにすごい数字になったのだろうか。
意外にもこの時期、日本社会は閉塞感にみまわれていた。
公害病に加え、築地の中央卸売市場に入荷した魚に水銀やPCBが検出されるなど高度成長期の歪みはますますクローズアップされた。また、連合赤軍によるリンチ事件の凄惨な全貌が明らかになったり、過激派による三菱重工ビル爆破事件など連続企業爆破が起こったりしたのもこの時期だ。そして極めつけは73年の第1次オイルショック。74年には戦後初のマイナス成長を記録した。
こうした時代だからこそ、逆に美しくも温かい家族の心の交流を謳ったホームドラマが異常なほどの視聴率を集めたのかもしれない。
アクションとアイドルの時代(75-78年)
75 1 太陽にほえろ! NTV 35.5 『就職情報』発刊 2 時間ですよ・昭和元年(終) TBS 31.4 『ベルサイユのばら』宝塚でロングラン 3 だいこんの花 ANB 29.5 ブーツが流行 4 はじめまして(終) TBS 29.2 シルバーシートが設置される 5 ありがとう(終) TBS 27.7 76 1 太陽にほえろ! NTV 37 ロッキード事件発覚 2 赤い疑惑 TBS 30.9 『およげ!たいやきくん』大ヒット 3 フルーツケンちゃん TBS 30.8 ジャンボ宝くじ発売 4 赤い運命(終) TBS 27.7 アメリカ建国200年 5 おそば屋ケンちゃん TBS 27.5 中国で天安門事件 77 1 赤い激流(終) TBS 37.2 カラオケバー大流行 2 太陽にほえろ! NTV 36.5 芸能界の大麻汚染が問題化 3 赤い衝撃(終) TBS 32.6 王、ホームラン世界一に 4 Gメン75 TBS 31.3 日本男子も平均寿命世界一(女子は1位を保持) 5 赤い絆 TBS 31.2 78 1 太陽にほえろ! NTV 35.6 ピンクレディー大人気 2 赤い絆 TBS 32.4 原宿に竹の子族出現 3 Gメン75 TBS 32.2 サラ金地獄社会問題化 4 熱中時代 NTV 31.8 嫌煙権運動が拡大する 5 赤い激突 TBS 29.6 成田空港オープン その後、景気は少しずつ上向きになる。『就職情報』が発刊され、ジャンボ宝くじも発売になる。『およげ!たいやきくん』が流行ったのもこの時期だ。
ドラマでは、『太陽にほえろ!』と「赤いシリーズ」の健闘が目立つ。とくに「赤いシリーズ」は山口百恵というスーパーアイドル歌手がドラマ出演ということで話題にもなった。
このトレンドは79年の第2次オイルショック発生とともに終わる。
学園もの時代(79-83年)
79 1 熱中時代(終) NTV 40 共通1次試験開始 1 太陽にほえろ! NTV 40 第2次オイルショック 3 熱中時代・刑事編 NTV 32.2 天中殺がブーム 4 白い巨塔(終) CX 31.4 ウォークマン登場 5 道 TBS 31.1 80 1 3年B組金八先生(終) TBS 39.9 校内暴力が急増 2 熱中時代 NTV 34.1 実質賃金が初のマイナス 3 太陽にほえろ! NTV 30.4 ルービック・キューブがブーム 4 三男三女婿一匹III(終) TBS 28.8 5 がんばれ! ベアーズ NTV 28.6 81 1 3年B組金八先生(終) TBS 34.8 「クリスタル族」が注目 2 熱中時代 NTV 32.7 「ウッソー、ホント、カワイイ」(三語族) 3 野々村病院物語 TBS 31.9 がん死が死因のトップに(脳卒中上回る) 3 出帆 TBS 31.9 5 かくれんぼ NTV 31 82 1 3年B組金八先生 TBS 33 日航機羽田沖に墜落 2 池中玄太80キロ NTV 31.5 (逆噴射・心神喪失) 3 意地悪ばあさん SP CX 29.5 北炭夕張炭坑閉山 4 太陽にほえろ! NTV 27.9 5 西部警察(終) ANB 22 83 1 積木くずし・親と子の200日戦争(終) TBS 45.3 東京ディズニーランドがオープン 2 北の国から'83冬 CX 26.4 ファミコンブーム 3 太陽にほえろ! SP NTV 25.9 パソコン100万台突破 4 特捜最前線 ANB 25.5 「軽薄短小」が流行語 5 スチュワーデス物語 TBS 24.1 愛人バンク第1号「夕ぐれ族」摘発 この時期は『なんとなくクリスタル』がベストセラーとなり、ブランド品で身を飾るクリスタル族が注目された。また、「ウッソー、ホント、カワイイ」の3語しか発せられない女子大生の無教養ぶりが問題視されたりもした。
この時期、景気は低迷し、実質賃金は戦後初のマイナスになった。
学校も荒れた。校内暴力・家庭内暴力の時代だ。80年2月26日の『朝日新聞』は、都内の中学でついに逮捕者が出たことを報道した。また、79年の1〜11月までに全国で起こった校内暴力は1118件あり、このうち教師に対する暴力は218件で、前年に比べると被害を受けた教師が41・2%増(警察庁のまとめ)だとの記述もある。
JNNデータバンクの全国調査によると、それまで20数%程度だった「非行・犯罪」に対する国民の関心度は、81年に30%を超え、83年には36%にまで上昇した。
テレビはマンザイが全盛である。やすし・きよし、B&B、ツービートなど、ホンネと毒と独特のスピード感で日本列島を笑いの渦に巻き込んだ。
一方で、上記の世相を反映してか、ドラマは主役が刑事から教師へと入れ代わり、79年には、『熱中時代』の北野広大先生が、80〜82年には『3年B組金八先生』が首位を制した。特に金八先生は、校内暴力など現実のテーマを正面から扱って評価を得た。
83年には、『積木くずし』が45・3%とこれも記録的だ。前述のとおりこの年は、JNNデータバンク全国調査の結果も、非行・犯罪への関心度がピークに達している。
人びとの社会関心とドラマのテーマがぴったり一致した結果が、この数字だったのだろう。
バブル時代(84-89年)
84 1 不良少女とよばれて(終) TBS 27.9 『FRIDAY』と『FOCUS』のFF戦争 2 特捜最前線 ANB 27.4 「ロス疑惑」報道開始 3 スチュワーデス物語(終) TBS 26.8 「かい人21面相」 4 太陽にほえろ! NTV 24 投資ジャーナル事件 5 くれない族の反乱(終) TBS 21.8 85 1 毎度おさわがせします(終) TBS 26.2 新風俗営業法施行 2 少女に何が起ったか TBS 24.4 男女雇用機会均等法成立 3 太陽にほえろ! NTV 24.1 家庭内離婚クローズアップ 4 金曜日の妻たちへIII 恋におちて TBS 23.8 エイズ患者、国内に判明 5 特捜最前線 ANB 22.4 86 1 男女七人夏物語(終) TBS 31.7 いじめによる自殺が社会問題として顕在化 2 毎度おさわがせします(終) TBS 25.3 地上げ屋の横行 3 太陽にほえろ! NTV 21.9 三原山大噴火 4 スケバン刑事III ANB 20.8 東京サミット開幕 5 ザ・ハングマンV ANB 19.3 87 1 男女七人秋物語(終) TBS 36.6 都、臨海副都心計画を打ち出す 2 ママはアイドル(終) TBS 28.6 日本気象協会、初めてスギ花粉情報発表 3 おんなは一生懸命 TBS 26.8 国鉄が分割民営化する 4 あまえないでョ! CX 25.5 『ノルウェイの森』『サラダ記念日』ベストセラー 5 親子ジグ・ザグ TBS 25.3 88 1 おんなは一生懸命 TBS 27.3 地価の急騰が起こる 1 3年B組金八先生 TBS 27.3 東京ドームが完成 3 もっとあぶない刑事 NTV 26.4 リクルート事件発覚 4 教師びんびん物語 CX 24.9 ボディコンが流行 5 痛快! ロックンロール通り TBS 23.7 89 1 教師びんびん物語II(終) CX 31 昭和天皇、崩御 2 愛しあってるかい!(終) CX 26.6 消費税スタート(3%) 3 君の瞳に恋してる!(終) CX 23.6 宮崎勤逮捕 4 ハートに火をつけて!(終) CX 23.3 ティラミスが流行 5 もっとあぶない刑事 NTV 22.4 ベルリンの壁崩壊 88年4月1日に国土庁の公表した地価公示(88年1月1日現在の値)によると、東京圏の住宅地の平均上昇率は68・6%。地価公示史上空前絶後の急騰ぶりを示した。
バブル経済の始まりである。
人びとの考えも行動もバブリーになって、若者はマハラジャなどの有名ディスコやトレンドスポットを求めて渉猟し、海外旅行者の数も鰻登りとなった。
この時期には『男女7人夏物語』『男女7人秋物語』『おんなは一生懸命』などが高い視聴率を稼いだ他、『毎度おさわがせします』『ママはアイドル』など時代を反映した明るいコメディータッチのものが上位にくいこんだ。だが、表をみてわかるとおり、バブル期の連続ドラマの視聴率は全体として低調である。
この期の特徴は2つある。一つは、今回の分析の対象からは外してある「火曜サスペンス」「水曜ドラマスペシャル」「土曜ワイド劇場」などの2時間単発ドラマが高い視聴率を稼いだこと。遊びも仕事もとかく何かと忙しいこの時期、視聴者には一話完結ものが受け入れられやすかったという事情もあろう。
もう一つの特徴は、時代劇が頑張ったということ。特に、NHK「大河ドラマ」は絶好調で、87年の『独眼竜政宗』(年間平均39・7%)は63年に始まる大河ドラマ史上歴代第1位の視聴率、翌88年の『武田信玄』(同39・2%)は同2位、翌89年の『春日局』(同32・4%)は同3位となっている。若者が街に遊びに出てしまった後、お茶の間に残された年配層が熱心にテレビ視聴した結果なのだろうか。
純愛・異常愛時代から今日に至る(90-97年)
90 1 すてきな片想い(終) CX 26 カラオケボックスの普及始まる 2 世界で一番君が好き! (終) CX 25.5 ダイヤルQ2が話題 3 日曜劇場・息子よ(終) TBS 22.7 TBS秋山豊寛氏、日本人初の宇宙飛行 4 さすらい刑事 旅情編II ANB 22.3 5 はぐれ刑事純情派 ANB 22 91 1 101回目のプロポーズ(終) CX 36.7 湾岸戦争勃発 2 東京ラブストーリー(終) TBS 32.3 都庁、新庁舎完成 3 渡る世間は鬼ばかりSP(終) TBS 27.2 「バブルの崩壊」が流行語となる 4 逢いたい時にあなたはいない(終) CX 26.3 WOWOW本放送開始 5 世にも奇妙な物語 CX 25.7 92 1 ずっとあなたが好きだった TBS 34.1 エイズ感染が問題になる 2 愛という名のもとに(終) CX 32.6 学校、週5日制になる 3 素顔のままで(終) CX 31.9 PKO協力法成立 4 はぐれ刑事純情派 ANB 25.4 少子社会の到来(国民生活白書) 5 親愛なる者へ(終) CX 24.4 「セックスレス」が流行語 93 1 ひとつ屋根の下 CX 37.8 矢ガモ騒動 2 誰にも言えない(終) TBS 33.7 米不足が問題化する 3 高校教師(終) TBS 33 Jリーグ開幕 4 あすなろ白書(終) CX 31.9 5 ダブル・キッチン(終) TBS 30.7 94 1 家なき子2(終) NTV 37.2 貴乃花が横綱昇進 2 妹よ(終) CX 30.7 つくば母子殺人事件 3 渡る世間は鬼ばかり TBS 30.1 ビートたけし、バイク事故 4 人間・失格(終) TBS 28.9 大江健三郎、ノーベル文学賞受賞 5 スウィート・ホーム(終) TBS 26.9 「価格破壊」が流行語 95 1 家なき子2(終) NTV 31.5 阪神淡路大震災 2 金田一少年の事件簿(終) NTV 29.9 地下鉄サリン事件 3 愛していると言ってくれ(終) TBS 28.1 大リーグで野茂が新人王 4 星の金貨SP(終) NTV 23.9 ウィンドウズ95フィーバー 5 3年B組金八先生 TBS 23.5 96 1 ロングバケーション(終) CX 36.7 薬害エイズ事件 2 渡る世間は鬼ばかり TBS 30.1 TBSビデオ問題 3 協奏曲 TBS 28.2 将棋の羽生善治、史上初の七冠達成 4 Age35 恋しくて(終) CX 28.1 病原性大腸菌O-157による集団食中毒 5 古畑任三郎 CX 27.8 プリクラ、ルーズソックス流行 5 金田一少年の事件簿(終) NTV 27.8 援助交際が問題に 97 1 渡る世間は鬼ばかり(終) TBS 34.2 酒鬼薔薇聖斗事件 2 ひとつ屋根の下2(終) CX 34.1 金融破綻 3 ラブ ジェネレーション CX 31.3 日本サッカー、W杯出場決定 4 バージンロード(終) CX 28.3 5 失楽園(終) NTV 27.3 (1997年11月26日現在) バブルがはじけた後は、恋愛をテーマにしたドラマが増えた。
信じられるのはお金じゃない、愛だというわけか。ただし、必ずしも『101回目のプロポーズ』のような純愛・熱愛ものばかりでなく、『ずっとあなたが好きだった』や『誰にも言えない』の冬彦さんに代表されるような異常愛もテーマとなった。
さて、平成不況の続く中、これからはどんなドラマが受けるのだろうか。
過去は最大の予言者だという。
第1次オイルショックの時のあの『ありがとう』のように暗いからこそ清く明るく楽しくといくか、それとも80年代前半の停滞期の『金八先生』や『積木くずし』のように社会問題に真っ向から取り組むか。
コスプレ、ゲーマー、金融破綻、環境問題等々。この『新・調査情報』の中にもネタはいっぱい詰まっている。
わたなべ・ひさのり/1959年生まれ