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唐招提寺展ー国宝鑑真和上像と盧舎那仏ー

唐招提寺展ー国宝 鑑真和上像と盧舎那仏ー

ホップ・ステップ・唐招提寺

ホップ・ステップ・唐招提寺

2月27日(日)

<いやー 今日はなかなかのお天気になりました>
前夜の天気予報の「この冬一番の寒さになる」との情報に、思わずぶるぶる。寒気かはたまた武者ぶるいか!?27日、早朝の気温は低かったですが、お天気はよくて、午後は過ごしやすい日になりました。昨日の記録を更新して、これまで最高の数のお客様をお迎えしました。平成館の入り口に入場するまでに列ができました。初めてのことです。正門への列も一時博物館の外まで長く続きました。本当にすごい列!でした。
お待たせしてしまったお客様には大変ご迷惑をおかけしました。このところ東京国立博物館はすごく賑わっています。本当にありがとうございます。

(春が近づいてきました)
1月12日から始まった展覧会。いつのまにか2月も末になりました。冬から春への長い道も、次第にゴールが見えて来そうなところまで来ました。春への道は、くねくねした道ですから、一進一退でゴールに近づいていきます。でも、もうすぐゴールの春が見えそうですね。東京国立博物館の敷地の梅の木が身をもって語ってくれています。

<石田太一録事のバーチャルでめぐる唐招提寺散策、ちょっといいお話>
唐招提寺の石田太一録事が「バーチャルでめぐる唐招提寺散策」で紹介してくださったなかで、“これは、ためになる”というものをセレクトしてご紹介しております。今回が最終回です。最後に紹介するのが「金堂の隅鬼」です。ところで、昨日(2月26日)の講演会の後、石田録事にお目にかかりました。とってもお元気そうでした。

(金堂の隅鬼)
唐招提寺の金堂の隅鬼は、金堂の軒下の四隅に配置されている“鬼”のかたちをした像のことです。魔よけの役割を果たしているんだそうです。魔よけって言うなら、我がTBSのスタッフのN美先輩を筆頭に、H子、M子、I子だって、なかなかのものです。美形で魔よけもできるスタッフなんて、滅多にいませんもの。ご本尊のI上社長、脇にたつK玉局長、M部長を守って、はや○年、隅鬼かそれとも四天王か。そうねガード役と言えば四天王もいました。皆様は、四天王のこと、しってんのー!?隅鬼は、金堂の解体修理によって、一時的に取り外されました。近くまた戻されるとのことです。隅鬼さんには、しばしの休憩期間です。たくさんの瓦がのっている屋根を支えて1,200年、しばしの休憩期間に予期せぬ東京への長期出張、お疲れ様です。4体のうち3体に使用されている材(ヒノキ)が、636年の年輪年代だということがわかったそうです。「今回の博物館の展示は、ヒノキ舞台って訳ねぇ」「そうなのよ」残りの1体は、元禄時代の修理で補作されたものだそうです。材はマツだそうです。「制作時代がいつかって?えどーかな」「そうそう、江戸時代よ」建築材とはいえ、彫刻として見ても、第一級の作品だそうです。天平の3体の方が完成度は高いけれど、江戸時代のは、なかなかユーモラスなお姿。4体とも、じっくり拝見したい、そんな像です。

<唐招提寺の建物 シリーズ5「蓮」>
平成13年6月の開山忌に唐招提寺を訪問された東京国立博物館の方から、画像をご提供いただきました。その画像を使用して唐招提寺の魅力をご紹介するシリーズです。今回取り上げるのは蓮です。蓮って建物?確かに建物ではありません。けれど、蓮の写真を見て、むらむら。このシリーズで取り上げてみたくなりました。これでは、蓮れ(ハズレ)モンになるのでは?!と、ちょっと不安になっています。ごめ〜んっなさい。
それにしても、蓮を見ると心が落ち着きます。どうしてでしょう。いい男を見ても、ちっとも落ち着くことがないのにね(最近T瀬のおじさまを見ると、我が父上のことを思い出して、心がちょっと落ち着きますけど・・・)。なによりも落ち着くのは、東京国立博物館に展示中の鑑真和上、盧舎那仏を拝した時です。そして、ミュージアムショップの蓮(造花なのに、不思議よね)です。
本当に安らぎ、和みます。写真で見ても、唐招提寺の蓮が丹念に育てられていることがわかりますね。本坊のお庭で育てられているようです。蓮の花が咲く頃、唐招提寺を訪問したくなりました。あなたも、そうでしょう。

<M部長からの差し入れ>
スタッフの元締めM部長が、26日、スタッフにシュークリームやケーキを届けてくださいました。私はシュークリームをいただきました。なんでも台東区の入谷2丁目にある「スヴニールママン」というお店のお菓子だそうです。
このシュークリームのカスタードクリームは、バニラビーンズの香りが心地よくて、ほど良い柔らかさのシューによくあってました。食感がよかったです、さすがM部長。そうそう、桃林堂の和菓子もいただきました。
これまた、季節を感じさせるお菓子で、お口の中で春を感じました(とさ)。