「全部、食に関することになっちゃう」と笑っていらっしゃった中田さん。でも、そのお話の内容は、ある意味、日本の食生活・食文化が抱える問題を浮き彫りにするものでもあります。まず最初は「お野菜中心の料理レシピ」。「一般の主婦の方々とグループで、区の会館を借りて一緒に料理をやっているんです。育ち盛りのお子さんを持っているお母さんの中には、お総菜を買ってきてそれを食べさせている方も多いんです。だから、例えばお肉を食べたら、一緒にジャガイモもたくさん食べると健康にいい、とか、そういうことをみなさんにアピールしていく会なんです。
これは作り話ではないんですが、12時ころになるとちょうど食べ頃になる冷凍食品を子どものお弁当に詰めているのはまだいいんですが、火を通さないと食べられない冷凍食品をそのままお弁当に入れているお母さんもいるんです。冬は、まだ凍ったままの冷凍食品を食べているお子さんがいるそうです。でも、それを見かねた担任の先生が父兄をを呼んで『これはいかがなものでしょうか?』と言ったら、『どこが悪いんですか?』と答えたそうです。子どもの味覚や健康は、どうなってしまうんでしょうか?怖い世の中ですよね」と中田さん。人間が生きていく上で、欠かせないのが「食 」。自分たちが口にしているのがどういう原材料で作られ、どう調理されたものなのかを知るのは、非常に重要なことです。
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