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私は、トラブルとかもめ事が大嫌いな女なんです。だから、家庭でも大声出したり、子どもを叱ったりそういうことがないものですから、このドラマをやり始めた時は、やっぱり抵抗がありました。「こんなこと、私言いたくない!」って思うことが多くて。でも、ドラマにはトラブルメーカーがいないと面白くないでしょ。この頃は開き直ってますから(笑)。
それに、こんなに長いことやっていると、視聴者の方も私のことを意地悪だって思わなくなったような気がするんですよ。道行く人にも、「体に気をつけて頑張って下さい」って声をかけていただけますから、あれは全部ドラマの役だってこと、わかってもらえたのかな、と思っています。それにしても、出演者の方々とは、それこそ家族より長い時間一緒にいるわけでしょ。「渡鬼」は、舞台もありますし、舞台をやりながらドラマの収録をすることもあるんですから。もう、全然違和感がないんです。終いには、角野卓造さんも泉ピン子ちゃんも、みんな私が産んじゃったような気もしてくるくらいですよ(笑)。
幸楽というのは、お店ですし、家族以外にも従業員がいますから、やっぱりいろんなことが起こるんです。でも、最近は五月も立ち向かってくるから、大変ですよね(笑)。これはやっぱり、どこのご家庭でも一緒だと思うんですけど、嫁は段々姑に似てくるむきがあるんですよ。その家の家風みたいなものがありますからね。それは好ましいことか、好ましくないことかわかりませんけど、お嫁さんも、いつしか姑と同じようなことを言うようになってくるものなんです。大体、キミは単純な人なんですよ。よく本を読んでいると、私のような世代だったら、確かにこういうこと言うだろうな、と思いますし…。
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