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ひとつの役をずっとやっていられる、というのはやっぱりいいものです。こればっかりは、私がやろう思ても出来ないものですよね。私は、パート2から出さして貰ってますから、もう9年くらいになりますか。少し映りは違ってきてますけど、これは仕方ございません(笑)。いつもファンの方からは「本間先生」と声をかけて頂けますし、これからも元気で、ずっと続けていけたらと思てます。
本間常子という女性は、大阪弁ですし、京唄子の地みたいなもんでしゃべってるから、やること自体は楽なんですね。「何いうてまんねん、あんた」みたいな感じが、何かみなさんに喜んで頂けてるようで。芸術座の舞台でも、お客さんが私の声を聞いただけで笑ってくださるんですよ。影の声で、「本間ですぅ」言うただけで、拍手してくれるんです。ひとりだけ大阪弁ですからインパクトあるんでしょうね。いきなりやってきて、自分の言いたいことをしゃべり倒していく…よく考えたら、勝手なおばはんですけどな(笑)。私も台本読んで「えーっ、いまさっきこう言うたばかりやのに」って驚くこともあるくらいですからね(笑)。
私は、橋田先生と出逢えた運命に感謝しているんです。成田山で、NHKの「女は度胸」の出演者が豆まきをしたんですね。私もいつもそこにいくんですけど、その時、橋田先生と隣り合わせになったんです。で、「橋田先生、京唄子です。また大阪ものがある時は出してください」って言ったんです。そうしたら先生が、「あなたって元気ね」っておっしゃるから、「ハイ、元気です!」って(笑)。それが気に入ってくださって、金貸しの社長の役を私にくださって…。私は直訴するタイプですから、「先生、また出してください」って言うたんです。それがこのドラマにつながっているんですよね。
おかげで、講演がありますとどこにいっても一杯になるんです。私の講演というのは、子供時代の生い立ちから、どうして芸能界に入ったか…それから鳳啓助との出会いがあり、別れがあり…そこが山場ですわな(笑)。笑いあり、涙ありで、しゃべりきれないから、1時間40〜50分くらいかかるんですけど、それをみなさんが聞きに来てくださるのも、すべてこのドラマのおかげだと思て、とても感謝しているんです。
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