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#48 福岡県糸島郡志摩町2009年6月21日放送

人手不足の介助犬育成の現場(前篇)

(写真) (写真)

手や足の不自由な方をサポートする介助犬。多くの方から必要とされている介助犬も現在認定されているのは、全国におよそ50頭。全然足りていないのが現状です。
そして、介助犬の育成現場には人手不足という問題もありました。

福岡県糸島郡志摩町、九州で唯一の介助犬を育成する「九州補助犬協会」
九州で初めての介助犬を目指している桜井さん夫妻が運営する、この介助犬育成施設。ここでは現在、介助犬候補の犬のほかセラピー犬、繁殖犬など10頭の犬を育成しています。これらの犬の世話をした上で、大変な介助犬の育成訓練をするには人手が不足しています。

そんな介助犬育成施設に3人のメンバーが向かいました。
彼らの役目は、犬の世話をして桜井さんに訓練の時間を少しでも作ってあげることと共に、犬にとって“見ず知らずの人”として訓練台になること。
介助犬は、まだ見ぬ方のために働きます。それゆえ見ず知らずの人との訓練が必要でした。

初心者ながら、犬たちとコミュニケーションをとり始めるメンバー。しかし、介助犬育成の現場は簡単なものではありませんでした。
介助犬を今も待ち続ける人たちのため、三人のワンステップが始まったのです。