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過去の放送内容トップ > バックナンバー一覧 > #37 宮城県栗原市花山地区

#37 宮城県栗原市花山地区2009年4月5日放送

震災地の仮設住宅(前篇)

(写真) (写真)

昨年6月に起きた「岩手・宮城内陸地震」。宮城県栗原市花山地区には、今でも多くの方々が危険の迫る我が家を離れ仮設住宅に「仮住まい」しています。その生活も半年が過ぎ、肉体的にそして精神的にストレスはピークを迎えています。

そんな皆さんのために、仮説住宅に向かったのは全国から集まった4人のネイリスト。
普段爪をキレイにする事で、心の潤いを提供してきた4人。その技術で仮設住宅に住む方々に幸せを感じてほしい。そう思い参加した彼らでしたが、意気揚々と向かった先に待っていた現実は想像したものとは大きく違っていたのです。

なかなかネイルケアを受けてくれない住民の方々。なぜそうなのか?彼らは多くの事実を知り、目の当たりにします。自らの姿勢の軽さを悔い、悩み抜いた上で4人は改めて動き始めました。それは仮設住宅に住む方との間に新たな関係が生まれ始めた瞬間だったのです。
仮設住宅に住む方々の心に、ひとつそしてまたひとつ、明かりが灯り始めます。