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＃10 新潟県十日町市2008年9月7日放送
（写真） （写真）新潟県十日町市、池谷（いけだに）集落。
日本一と謳われる、魚沼産コシヒカリを生産する小さな集落です。
多いときは30棟以上もの家々が軒を連ねていましたが、年々過疎化が進み、今では6世帯を残すだけの、いわゆる限界集落となってしまいました。
全13人の住民のうち、8人が65歳以上という高齢化した集落では、農作業が遅れがちになる家も少なくありません。
お盆頃は、稲穂から養分を吸って米をダメにしてしまう、害虫のカメムシが発生する季節です。カメムシは雑草地で繁殖するので、田んぼのあぜの除草作業をしておかないと大量発生して、コシヒカリに甚大な被害を与えてしまいます。
しかし池谷集落には、まだ雑草だらけのあぜがたくさんありました。
除草を手伝うため、池谷集落にやって来た4人の若者たち。
鎌を持つのも初めてという彼らに、膨大な草刈り作業が待っていました。