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大奥 ロケ地紹介

京都の名物に関連のあるロケ地

第8話分のロケ地紹介は、有功が大奥の広間で役職を振り当てているというシーン31で撮影が行われた「聖護院(しょうごいん)」を紹介します。
1090年、時の天皇、白河上皇が熊野三山を参詣する熊野御幸の際に、修験僧として名をはせていた増誉(ぞうよ)という僧が案内人を務めたそうで、その活躍が認められて常光寺というお寺をもらいました。そのお寺の名を、天皇をお守りするという意味の「聖体護持(せいたいごじ)」から2字取って聖護院と名づけたのが始まり。
日本の修験道の中心にある寺院としても知られ、増誉は全国の修験者の統括を命じられていたそうで、その最盛期には2万余りの末寺があったとのこと。現在でも山岳信仰に基づいた数々の修行を行っており、中には参加や見学できるものもあるそうです。
また、皇室とも関わりの深い寺院で、別名「聖護院門跡」と呼ばれていて、刻まれた歴史を物語るように、書院のほか本尊として祀られる不動明王像など、か数々の重要文化財が今も数多く残っています。
ちなみに、この「聖護院」という名前は、京都へ旅行に訪れたことのある方なら見覚え聞き覚えがあるはず。そう、京野菜の聖護院大根や聖護院かぶ、それと京都の代表的なお菓子「八つ橋」にも聖護院という名前が付いています。これは、聖護院の西に聖護院村があり、この村で大根やかぶ、八つ橋を作っていたからだそうです。
それと第8話からもう一つ、シーン28、夜の庭園で正勝が一人泣いているというシーンの撮影は、大阪堺市の「大仙公園」の日本庭園でナイトロケが行われました。広さ2万6000平方メートルを誇る庭園は、堺市市制100周年を記念して造られたもの。「築山林泉回遊式」という庭園様式で構成されているそうで、第一作目の映画「大奥」でも撮影が行われています。

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