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大奥 ロケ地紹介

幕末にいわれのある寺院

浄土宗の開祖・法然上人が「南無阿弥陀仏」の念仏を広めるために比叡山から降りて、1175年に建てた草庵が始まりだというお寺が「くろ谷・金戒光明寺」。第5話では、正勝がネコを抱いているシーン28の撮影にこのお寺の境内が使われました。また第3話の、若紫のお墓を前にしての有功と家光のやり取りのシーン35の撮影でも使われています。
この浄土宗の大本山の一つ金戒光明寺は、治安の乱れていた幕末の京都の治安維持のために京都守護の本陣が置かれたことでも知られ、約4万坪の敷地内に1000名の軍隊が駐屯していたとか。幕末ファンには「新撰組発祥の地」としても有名なお寺です。
そんな歴史に彩られた金戒光明寺では、予約をすれば京野菜などを使った豪華な昼食が食べられるとのこと。ご興味のある方は、ぜひお寺へ問い合わせてください。
このほか第5話では、明治28年、平安遷都1100年を記念して建てられた「平安神宮」でもロケが行われています。シーン10、有功が廊下を歩いているというシーンの撮影で、平安神宮に隣接する池泉回遊式の近代日本庭園「平安神宮苑」にある「泰平閣」で撮影が行われています。

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浄土宗の開祖・法然上人が興した金戒光明寺は、幕末ファンならぜひ訪れておきたい「新撰組発祥の地」でもある。
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敷地内にある「泰平閣」は、大正元年に京都御所から移築されたもの。その形状から「橋殿」とも呼ばれている。
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