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50回大会記念/アンカーの激闘
記念すべき50回を迎えるニューイヤー駅伝。
その歴史のなかで、日本一を決める戦いにはアンカーにまでもつれ込む激闘があった。1996年第40回大会、7連覇を狙う古豪旭化成と鐘紡のデットヒート。その差僅か1秒で決着。鐘紡に軍配があがった。その翌年も激闘は繰り返された。旭化成対ヱスビー食品。前年は1秒に泣いた旭化成が、なんと3秒差で王者に返り咲いた。
アンカー勝負の歴史は現代にも引き継がれている。
21世紀に入り4度の優勝誇るコニカミノルタと最大のライバル中国電力。前回大会、両雄のアンカーは同時にタスキを受け、最終区へ飛び出していく。勝負を分けたのは、コニカミノルタ2年連続アンカーの前田による思い切ったスパートだった。ニューイヤー駅伝100キロのドラマは、最後の最後まで激闘の末、中国電力の連覇を阻止したコニカミノルタが王座奪還を果たした。
今大会も2強の図式は変わらない。中国電力の雪辱はなるか!?コニカミノルタがまた逃げ切るのか!?元日はゴールまで目が離せない!!
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中国電力/油谷 繁
マラソン王国の中国電力。今年世界陸上マラソンで銅メダルを獲得した尾方剛。03世界陸上マラソン代表の佐藤敦之。そしてアテネ五輪マラソン5位の油谷繁とタレントが揃う。目標は「優勝」ときっぱり宣言する。
その鍵を握るのランナーが油谷繁である。2004年アテネ五輪での力走は思いのほか心身をむしばんでいた。疲労からか思い通りの走りが出来ない、そして、追い討ちをかける怪我・・・。走る意欲も、目標も失いかけていた。
しかし油谷には走らねばならない理由があった。12月に待望の長男颯太くんが誕生。生まれた場所は奥さんの実家でもある群馬県。そうニューイヤー駅伝の舞台である群馬県上州路なのだ。もう一度あのときの自分を取り戻す為、息子の為、元日に力走を誓う!
王座奪還の鍵を握る父親、油谷の走りは見逃せない!
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トヨタ自動車九州/闘走魂 三津谷祐
九州予選で九州の王者・旭化成を破り、悲願の初優勝を果たしたトヨタ自動車九州。元日のダークホースとして一躍名乗りをあげた。旭化成の九州地区12連覇を阻んだ力には勿論理由がある。
監督はバルセロナ五輪マラソン銀メダルの森下広一。その若き指揮官の情熱と経験が、若い選手たちに浸透しているのだ。なかでも、日本人エースとして成長した3年目の三津谷祐。彼こそ、森下の後継者として世界に羽ばたくランナーだ。
しかし三津谷に悲劇が襲ったのは今年の世界陸上、国内選考。日本選手権優勝で、10000mの代表に一度は選ばれながらA標準記録を突破していないことで内定が白紙に・・・。肉体的、精神的にもつらい状況のなか、「ここを乗り越えればオリンピックでも戦える精神力がつく。」と監督の助言を支えに、再レースで自己記録を20秒以上更新し、代表入りを果たした。その世界陸上で記録こそ森下監督を上回ったが、順位では及ばなかった。世界と戦う為に必要なものは・・・何か。
森下監督は言う「速いよりも強い選手になれ」今回のニューイヤー駅伝で三津谷が目指すものは“強いエース”。日本のトップランナーが集うエース区間2区で、三津谷は指揮官譲りの闘走魂を見せ付ける!
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重川材木店/走る大工集団
今大会、初出場を決めたチームに一風変わったランナー達がいる。 「走る大工集団」重川材木店だ。
重川材木店の監督は、会社の社長。 社長自ら陸上専門誌に「職人ランナー募集」の広告を掲載、他の実業団で戦力外通告を受けた選手達に大工修行をさせながら、もう一度走る夢を与えている。 そんな社長も二十歳までランナーとして活躍していたが、左膝の怪我で競技を断念、今は自分の走る夢を選手に託した、選手達は監督の思いを胸に上州路を駆ける。 手に職をつけ、ランナーとして夢の上州路を目差す彼ら。 最後までタスキを繋げるか、重川材木店、大工の走りはあなどれない!
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21世紀の死闘/コニカミノルタvs中国電力 5区の戦い
後半のエース区間5区は高低差60mの坂と、上州路特有の空っ風が容赦なく選手を苦しめる。上州路のコース上最難関区である。 過去2年、同じ選手によって優勝を左右する激闘が繰り広げられた。 コニカミノルタ双子の弟、松宮祐行と中国電力、佐藤敦之。 03年は佐藤が36秒差を逆転、その後、差を広げコニカミノルタの4連覇を阻んだ。04年は再び佐藤が1分30秒の差を、じりじりと詰める。 しかし残り1キロ、佐藤の驚異を知る松宮が執念の走りで、首位を譲らなかった。 そして王者奪還を果たしたコニカミノルタ。 21世紀の死闘はこの5区で繰り広げられている。
優勝を左右する5区。2区に次ぐ長き区間(15、9キロ)で、今年もドラマは起きそうな予感がする。
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