田岡咲香 たおかさきか
「被災地へ」
被災地に取材に行ってきました。
私が訪ねたのは津波の甚大な被害があった
宮城県南三陸町志津川地区。
震災発生から写真に残し続けてきた
写真家の佐藤信一さんにお話を伺いました。
もともとは長閑な海沿いの街。
未だ建物の骨組みと土台だけの街をみて愕然としました。
震災発生前と発生後を見比べると、
言葉が出ず、涙も溢れそうに。
それでも佐藤さんが写真を残し続けているのは、
この出来事をみんなの記憶に残し、
よりよい未来を想ってのことでした。
写真を拝見し、徐々に笑顔の写真が
増えていっているように感じました。
佐藤さんが営む写真店のある「南三陸さんさん商店街」は
今年2月に復活。
さらに保育所の子供たちからは、
「大きくなったら、自衛隊の人になってみんなを助ける」
という言葉。
明るく前向きで、
小さいかもしれませんが
街には至る所で希望の光が灯されているかのように
感じました。
1年と2か月経ち、その様子が目に触れる機会が
減ってきています。
まだまだ元の生活ができない被災地の方の為に、
自分にできることを考え、
寄り添っていけたらと強く思いました。
(2012年5月25日)