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News23 多事争論
10月9日(月) 市民科学者
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Chikushi Face

私たちの番組にもおなじみの科学評論家の高木仁三郎さんが、昨日癌で亡くなりました。実はもう何年も前から癌にかかってはいたんですけれども、その病をおして、例えば東海村の臨界事故が起きた時など、私たちの番組に出て頂いたわけです。その時の、それが恐らくテレビに出た最後だと思いますけども、その中の一こまを先ず、ちょっとご覧下さい。

ビデオ:亡くなった高木仁三郎さん

昨年10月1日放送 

検証 臨界事故 原子力行政の問題点

高木さん「毎回頭を下げて、ちょっとした罰金を払えば、それで済んじゃう。で、また同じことを繰り返されている。もういい加減にしてくれと、頭を下げないでいいと。その代わり、全部我々の前にさらけ出してくれと言いたいですよね。で、そういう市民参加型で開ければ、まあ、だいぶ変わるでしょうけれど、ところが、なかなか市民が入っていけないのが原子力施設だというところもあるわけですね。放射能はあるし、核上の秘密というのもあって。」

科学者というのは、まあ、とかく社会とは離れて、自分の研究の方に熱中していくという傾きがあります。一方、市民の方は科学というのは、私も含めてそうですが、どうも判りにくい。しかし、その両者が分かれている中で、実際には原発が良い例ですが、社会に大きな影響を与える、あるいは私たちに大きな影響のある営みがあります。

高木さんはその間をつなごうと一生努力しました。自分が「市民科学者」という言葉を使っていたわけですけれども、まさにこの両者結びつきがしにくい両者の間でいろんなことをやり、特に原子力の問題で論陣を張られた方であります。ご冥福を祈ります。

 
2000年10月

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