誰もが一度は目にした ことのある、ペルーの 「ナスカの地上絵」。
それは世界中の研究者が 100年以上かけても解く ことができなかった人類 史上最大の謎。
その地上絵の近くで、今回エジプトよりも古い世界最古の「巨大ピラミッド」が発見された。
その内部は、誰もが想像し得ないものだった。壁で仕切られただけの複雑な通路…突き当たりには謎の部屋…まるで巨大な迷路。
実は、このピラミッドこそ、封印された地上絵の謎を解き明かす究極の鍵だったのだ。
TBSでは、イタリアの発掘チームから、このピラミッド発掘の独占取材権を得て、今回番組で全世界に先駆けその模様を放送することになった!!
地上絵は、1万平方キロメートルの乾いた平原に無数に描かれています。
サルやクモ、ハチドリやクジラなど動物の絵、三角や台形など幾何学模様、そしてさまざまな方向に伸びる直線があります。
実は地上絵のほとんどが「一筆書き」で描かれていることがわかっています。
一筆書きは文字通り、同じところから始まり、同じところへと戻りま す。
それは何のためだったのでしょうか…。
地上絵の描かれた平原から南500メートルの砂漠地帯に巨大ピラミッド群が存在します。その数は30基以上と言われ、ほとんどが砂に埋まっています。
およそ、30基のピラミッド群の中で、ひときわ大きく聳え建つのが、基壇47メートル×75メートル、高さ20メートルの「グラン・ピラミデ」と名づけられたピラミッドです。
発掘調査を進めていくと…あらわになった ピラミッドの中には狭い通路が存在するだけでした。
それは、あたかも巨大な「迷路」のように。いったいこの迷路は何のためのものなのか?
ピラミッド内部の迷路はひとつの方向へと人々を誘い、同じ場所へと戻るためにつくられているようです。
「迷路」のピラミッドと、「一筆書き」の地上絵。
ふたつの共通点とは…?