第9話のトリック解説


当初は、強盗に入った男がアパートに住む見知らぬ老女に撲殺された『アクシデント』かのように思われた今回の事件。しかし真相は、いたいけな幼い少女・千鶴の未来を守るため、少女の母と老女・稲子が結託し、計画的に起こした殺人事件でした。

事件解決の突破口となったのは、絵が得意な千鶴のスケッチブックに描かれていた1枚の絵。病院らしき背景の前で笑顔を浮かべる老女が「稲子なのでは」と気づいたのは、洞察力の鋭いしのぶセンセ。この絵をきっかけに、稲子と安西親子の接点が明らかとなり、事件の全貌が浮かび上がってきたのです。

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