第6話のトリック解説


昨年起きた、不可解な放課後の『跳び箱事件』に深く関わっていたのは、芹沢の母・育子でした。偶然にも“実の息子”のクラスの担任となった元恋人・山下に、そうとは知らず息子が懐いてしまったことに気が動転した育子は、我が息子、そして夫・保の心を傷つけたくないあまり、故意に事故を引き起こすという行動に走ってしまったのです。

育子の犯行である証拠となったのが、彼女の愛用する“黄色いカバン”。
渋谷は、事件の当日に、裏門のそばで自分の姿を見つめる“黄色いカバンの女”の姿を目撃していたのでした。

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