第2話のトリック解説


今回の事件の発端は、自動車教習所のイケメン教官・若本に恋してしまった原田家の母・日出子の起こした交通事故でした。しかし、事故の詳細を探るうち、違和感が芽生えはじめたしのぶは、探偵団とともに落ち込む日出子を救おうと動き出します。

そんな中、名刑事・漆崎は、「事故車の中にハンマー(金づち)が二個あった」ことから若本に対する疑いを持ち、彼が先日の原田家近隣で起きた『強盗事件』の犯人であるという真実にたどり着きました。そして、盗んだ1億3千万円の金品を独り占めしようと考えた若本が、衝突事故に見せかけて“強盗の相棒”と“日出子”を撲殺しようと企んでいたことも見抜いたのです。しかし、自分に好意を抱く日出子を利用したつもりのはずが、『日出子の運転ミス(アクセルとブレーキを踏み間違えた)』によって、若本自身が重傷を負うという不測の結果を招くことに…。
ちなみに、しのぶのアパート前に置かれていた犬のウ○コも、犯人の仕業のうち。しのぶの推理通り、これを置くことで殺人現場からしのぶを遠ざけようという狙いがあったのでした。

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