TBS 映画『感染列島 』
2009年1月17日(土)感染開始!
全世界震撼のウィルス・パニック、日本から感染開始!
INTRODUCTION
08年5月、カンヌ国際映画祭。世界各国から集まってきた映画関係者達の注目を集めた日本映画の企画があった。
その作品は製作が開始されて間もないため、プロモーション用の映像はおろかポスターすらなかった。あるのは、作品の企画概要を英訳した簡易なチラシ一枚のみ。しかし、そこに記されたタイトルは、世界中の映画人に衝撃を与えるのに十分だった。
『PANDEMIC(パンデミック)』…日本で09年公開となる映画『感染列島』の英題である。その衝撃的なストーリーが瞬く間に話題となり、買い付け担当者からの問い合わせが殺到。有名コミックの映画化作品や海外受けするアニメーションでもない、このオリジナル脚本の日本映画に、20数カ国におよぶ配給オファーがあり、さらに、作品完成前であるにもかかわらず、ハリウッドメジャーがリメイクに意欲を示すという異例の事態まで巻き起こった。
新型ウィルス感染症とその対策については、連日、世界中のメディアが関連情報を報道しており、世界各国が急務として取り組むべき問題であることは周知の事実だ。近年の映画でもこれまでに、ウィルス封じ込め作戦を展開する『アウトブレイク』や、ウィルス感染症の蔓延によって世界が崩壊した後を描いた『28日後』『アイ・アム・レジェンド』などの作品があった。しかし、新型ウィルスの感染拡大が実際の社会や人々にどのような影響を与えるか、感染爆発の過程そのものを描く映画は、いまだ存在していないのだ。
映画『感染列島』は、これまで誰も描こうとしなかった、現代社会の“パンドラの箱”ともいえる、「疫病と人類の戦い」という深遠なテーマに真っ向から挑む、新機軸のパニック・ムービーにして、世界で初めての映像プロジェクトである。
本作が、現代を生きるすべての人々に問題提起し、警鐘を鳴らす衝撃作として、世界中を震撼させるであろうことは間違いない。
STORY
2011年1月。救命救急医・松岡剛(妻夫木聡)のもとに一人の急患が運び込まれてきた。高熱、痙攣、吐血、全身感染とも言える多臓器不全……それは人類がいまだかつて遭遇したことのない感染症状であった。新種のインフルエンザか? あるいは別の新型ウィルスなのか? 医師達の必死の処置もむなしく、患者は死亡してしまう。感染拡大を防ぐため、WHOからウィルス感染症の専門家・メディカルオフィサー小林栄子(檀れい)が派遣されてきた。実は松岡と栄子は、かつての恋人同士であった。
戸惑う松岡をよそに、栄子は迅速に病院を隔離して「封じ込め」を推進していく。冷酷な決断も辞さない栄子に周囲の反発が高まるが、松岡だけは気づいていた。その心の内に秘められた温かな感情に。 そして栄子もまた、献身的に患者と向きあう松岡の懸命な姿に再び惹かれていく。 一方、感染患者第一号の死亡から数日の間に、全国各地で同じ症状の患者の死亡が相次いだ。未知なるウィルスの襲来に日本全土が混乱をきたしはじめていた。松岡や栄子をはじめ感染症と戦う医師や研究者達の、必死の抵抗を嘲笑するかのように、ウィルスはおそるべき速度で感染爆発していく。その猛威は想像をはるかに凌駕しており、3ヶ月以内に交通網・都市機能が停止、半年で国内の感染者数は数千万人にものぼるという、戦災をはるかに上回る事態が予想された。極限状況の中、誰もが、生命を賭けた選択を迫られる。人類は、この未曾有の感染パニックに終止符を打つことができるのか!?