幼い頃に母親・ミチが松蔵の後妻に下関にいったため、先崎の祖母・ウメに育てられる。 幼いころより詩作が好きで、稼業の本屋を手伝いながら詩作を続け「金子みすゞ」の名前で文芸雑誌に投稿し、西条八十に認められる。 正祐とは姉弟ながら、養子先である松蔵の意向で真実を話せずにいる。 常に明るく純粋で、周りへの気遣いを忘れない。松蔵のすすめで、店員の稲彦と結婚するが…