人物詳細

麻見槙子…風吹ジュン

柊子の母。
新聞記者で、定年後の現在も契約で記者をしている。著作物もあり。
いわゆるバリバリのキャリアウーマンである。
若い頃はその多忙さから、娘の面倒をこまやかにみてやることはできなかったが、『女でも自立をし、生きる道をしっかりと選び、その道を強く生きるべきである』ということはしっかりと伝えたく、厳しく接することが多かった。
そんな気持が強かったため、娘が出産後に専業主婦の道を選んだ時には、内心ショックを受けた。
『私の教育は無駄だったのか』と。
母親となり幸せそうな娘を前に、今はもうそれを責める気はないが、一抹の寂しさは感じる。
今現在も多忙な日々を送っているため、娘家族と会う機会はそう多くない。

前へ
次へ