まち・モノ語り

東京都 荒川区 西日暮里
この町に、世界に誇れるモノがある

それは、大量生産では決して作り出せない特殊な「手作り電球」の数々

例えば、こちらの胃カメラに使われている電球直径なんと3.8mm

作っているのはここ「細渕電球株式会社」昭和13年創業 従業員40名の町工場だ

昭和28年には世界初のカラー胃カメラ用極小電球を開発

直径15mmのくだの中に2種類の電球を納めることに成功したのだ。

手作り電球は、「手封じ」と呼ばれる一連の作業工程によって作られていく

ガラス管でつくったカプセルに息を吹き込むと見事な電球の形ができあがる。

フィラメントがカプセルの中心にくるように慎重に取り付け…

さらに排気管を溶接して行くのだが…

ここで、まち・モノポイント！

カプセル内を真空にするために取り付けられる排気管。
万が一隙間が出来れば電球はともらない。
職人の確かな技術が完璧な溶接を可能にした。

こうして作られた電球は海外からも注文が殺到。

そう、この町にも世界に誇れるモノがあった。

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